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二十四節気

立秋 今年はいつ?秋分との違いは?読み方や意味、風水財布との関係

投稿日:2015年6月7日 更新日:

立秋という言葉は
聞いたことがある人が多いと思いますが、
詳しく説明できるでしょうか?
 

今年はいつ?

意味は?

読み方は?

いつからいつまでが立秋の期間?

秋分とどう違うの?

風水財布ってよく聞くけど、立秋との関係は?
 

など、立秋とはどういうものか、
まとめました。

 

 

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立秋今年はいつ?読み方や意味、期間などの定義

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立秋とは、暦便覧に

”初めて秋の気立つがゆへなれば也”

と、記されているように、

初めて秋の気配が漂うころ、
ということなんですが・・・

 

猛暑の盛りで、
とても涼しくなる気配すら感じませんよね^^;
 

実際、暦の上では立秋の日が
暑さの頂点になります。

 

この日を境に

暑中見舞いから残暑見舞い

に変わるんですが、
 

やっぱりちょっとずれてる感じがします・・・

 

 

さて、立秋とは、二十四節気の第十三で、
毎年8月7日ごろです。
 

旧暦では6月下旬~7月上旬です。

 

太陽黄経が135度のときで、
天文学上ではその瞬間を”立秋”とし、

暦の上では”立秋”の瞬間を含む日を指します。

 

次の節気である”処暑”
(しょしょ:2019年は8月23日)

前日である、8月22日までの期間を
表すこともあります。

※2019年の場合。
 年によっては日付が若干異なる場合があります。

 

処暑については、
以下の記事で詳しく説明してありますので、
よろしければご覧ください。
     ↓     ↓
処暑とは?意味と2019年の日にち、食べ物・行事と二十四節気

 

 

読み方は”立秋(りっしゅう)”で、

今年・2019年は8月8日(木)です。

 

 

立秋の日になっても
梅雨明けが見られない場合は
梅雨明け宣言はされず、

特に東北地方などでは
”梅雨明けなし”となることもあるようです。

 

 

暦の上では秋だといっても、
本当に暑いですよね^^;

 

これは、実際の季節の体感などによって
立秋が定められているのではなく、

日の長さ(日照時間)によって決められている
(というか、当てはめられている)から
実際の感覚とは、ずれがあるんですね。

(立秋だけでなく、他の節気も同じです)

 

 

立秋と秋分の違い 二十四節気・七十二候との関係

 

立秋と秋分

両者とも”秋”が入っていますが、
違いは何なのでしょうか?

 

簡単に言ってしまえば、

・立秋とは”秋の始まりの日”のこと

・秋分とは”秋の真ん中の日”のこと

 

秋分については、
以下の記事で詳しく説明してありますので、
よろしければご覧ください。
     ↓     ↓
秋分の日を子供に説明しよう!意味や由来を解りやすく説明します!

 

 

二十四節気の
立春・立夏・立秋・立冬を合わせて

”四立(しりゅう)”といい、

それぞれが”季節の変わり目”
とされています。

 

一方、春分・秋分”二分”といい、

ともに春・秋という季節を分ける、
という意味があります。

 

春分については、
以下の記事で詳しく説明してありますので、
よろしければご覧ください。
     ↓     ↓
春分の日と秋分の日は祝日なのに夏至と冬至はなぜ平日?

 

立春・立夏・立冬については、
以下の記事をご参照ください。
     ↓     ↓
立春はいつ 2020年は?意味と由来・大寒 小寒 他の暦との違いと旧正月

立夏とは?意味と由来、2019年はいつ?食べ物と行事、二十四節気

立冬とは?2019年の日付と意味・由来、食べ物と行事、二十四節気

 

 

黄道(太陽の通り道)を

夏至・冬至(二至)・春分・秋分(二分)
を合わせた、”二至二分”で4分割し、
 

それぞれの中間点に
立春・立夏・立秋・立冬の”四立”を配し、

この八つを”八節”とします。

 

そして、一つ一つの”節”を三等分したものが
”二十四節気”となります。

(八節を三等分=8×3=24節気)

 

さらに、一つの節気を三等分し、
それぞれの時候を表したものが
”七十二候”となります。

(二十四節気を三等分=24×3=72候)

※時候とは、四季折々のの気候や陽気のこと

 

 

立秋は”大暑(たいしょ)”の後、
”処暑(しょしょ)”の前で、

二十四節気の第一である立春からの順番は、
 

立春 ⇒ 雨水 ⇒ 啓蟄 ⇒ 春分 ⇒ 清明 ⇒ 穀雨 ⇒ 立夏 ⇒
小満 ⇒ 芒種 ⇒ 夏至 ⇒ 小暑 ⇒ 大暑 ⇒ 立秋 ⇒ 処暑・・・
 

と続いていきます。

 

大暑については、
以下の記事で詳しく説明してありますので、
よろしければご覧ください。
     ↓     ↓
大暑とは?2019年はいつ?意味と由来、食べ物・行事・二十四節気

 

 

七十二候
 

初候 第三十七候  涼風至(すずかぜいたる)
          涼しい風が吹き始める時期
 

次候 第三十八候  寒蝉鳴(ひぐらしなく)
          蜩(ひぐらし)が鳴き始める時期
 

末候 第三十九候  蒙霧升降(ふかききりまとう)
          深い霧が立ち込める時期

 

 

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風水財布と立秋の関係

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風水において、
財布の購入と使い始めは春が良い、
といわれていますが、

立秋の頃はダメなんでしょうか?

 

財布を買う時期は、春か秋が良いようで、

春は立春(2月4日頃)から桃の節句(3月3日頃)まで
(暦の上での春ですね!)

 

立春は物事の始まりの時期です。
 

物事が新しく芽生え、発展する時期なので、
金運アップに最適だという考え方なんですね!
 
 

また、この時期の財布は
春財布=張る財布という語呂合わせで、
金運に恵まれる、といわれています。

 

春財布については、
以下の記事をご参照ください。
     ↓     ↓
立春に縁起をかつぐ!財布の使い始めに良い日?するといいこととは?

 

 

秋は秋分(9月23日頃)から鎮魂祭(11月24日)まで

 

秋財布は”空き財布”との語呂合わせから、
避ける人も多いそうなんですが、

秋の財布は風水では”実り財布”といって
縁起が良いんだそうです。

 

一年で最も実り多い時期なので、
金運の実り=お金が増える、
ということなんだそうです。

 

 

ということで、風水財布に関係するのは
”立秋”ではなく”秋分”
のほうです。

 

両方とも”秋”という文字が入っているけれど、
意味が違うのは上記の章で述べたとおりです。

 

 

財布の使い始めに良い日は
 

・梅雨時など雨の日

・新月から満月に向かう時

・天赦日(てんしゃにち・てんしゃび)

・寅の日

・一粒万倍日

・大安      etc…

 

などが良いようです。

 

 

まとめ

立秋と秋分・・・

同じ秋という言葉が入っているので
間違えやすいですね。
 

でも、意味を知ってしまえば
勘違いはしなくなると思います。
 

まだまだ気温が高く、暑い日が続きます。

熱中症を防ぐためにも
暑気払いが必要ですね!
 

また、お盆が過ぎて、涼しくなると
夏バテの症状が出やすくなるので、
気をつけてお過ごしくださいね!

 

 

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