土用の丑の日は、
夏だけじゃないって
ご存知ですか?
年に4回、約6日ある
土用の丑の日の由来と、
今年・2019年の土用期間と
丑の日はいつか?
など、土用についての疑問を
まとめました。
土用の丑の日の食べ物とうなぎを食べる習慣については
こちらの記事をご参照ください。
↓ ↓
土用の丑の日のうなぎの意味と由来 なぜ?どんな理由があるの?
土用の丑の日の由来
土用とは、中国の五行思想
(ごぎょうしそう:五行説(ごぎょうせつ)ともいう)
に由来する期間のことで、
立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間
のことをいいます。
※五行思想(五行説)とは、
万物は木・火・土・金・水の
5種類の元素からなるという説
五行における、木・火・金・水をそれぞれ、
春=木・夏=火・秋=金・冬=水に割り当て、
”土”は、それぞれの季節の変わり目において、
季節がスムーズに移り変わる
補助的役割を担っています。
いわば季節の”気”同士が
ぶつかり合わないような、
緩衝剤的な役割
といったところでしょうか。
一般的に”土用(どよう)の丑(うし)の日”として
騒がれるのは夏の土用なので、
1年に一度だと勘違いしがちですが、
春夏秋冬と、年に4回も
あるんですね!
ちなみに、”節分”も同様で、
年に4回あるんですよ!
四立(立春・立夏・立秋・立冬)の前日、つまり、
土用の最終日を”節分”というので、
豆まきや恵方巻きで有名な2月3日頃だけが
節分ではないんですね。
丑の日とは
1年ごとに十二支(子・丑・寅・卯・・・)が
振り分けられているのはご存知だと思いますが、
実は、日にも順番に
十二支が振り分けられているんです。
十二日間で1周し、
あとはずっとその繰り返しです。
土用期間は約18日あるので、
その中には子の日もあれば丑の日もあり、
寅の日もあり・・・と、
十二支全ての日があり、
18日間あるので
中には二回巡ってくる日もある、
というわけです。
”土用の丑の日”というのは土用の期間中の
十二支が丑にあたる日、という意味なんです。
土用の丑の日 今年・2019年はいつ?
さて、今年・2019年の、
土用の期間と丑の日はいつなんでしょうか?
2019年 | 土用入り | 土用明け | 丑の日・一の丑 | 二の丑 |
冬土用 | 1月17日(木) | 2月 3日(日) | 1月28日(月) | |
春土用 | 4月17日(水) | 5月 5日(日) | 4月22日(月) | 5月 4日(土) |
夏土用 | 7月20日(土) | 8月 7日(水) | 7月27日(土) | |
秋土用 | 10月21日(月) | 11月 7日(木) | 10月31日(木) |
一期間に二回ある場合は、
”一の丑” ”二の丑”といいますが、
特に断りがない場合は
初めの丑の日を指します。
まとめ
土用の丑の日って、
夏にうなぎを食べる日だけじゃ
なかったんですね!
土用の丑の日の食べ物とうなぎを食べる習慣については
よろしければこちらの記事もご参照ください。
↓ ↓
土用の丑の日のうなぎの意味と由来 なぜ?どんな理由があるの?
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