ボジョレーヌーボーって
よく聞きますよね?
「11月の第3木曜日に解禁されるワインだね!」
ということくらいしか知らなかったので、
ボジョレーやヌーボーの言葉の意味や、
解禁日について、少し調べてみました。
”ボジョレーヌーボー”ってどういう意味?
ボジョレーヌーボーのボジョレーとは、
フランスのぶどうの産地(地名)として
有名な場所です。
フランス・ブルゴーニュ地方
(パリの東南部の位置)の南側にあり、
”美しい高台”という意味だそうです。
ヌーボー(Nouveau)とは、フランス語で新しい、
という意味で、つまりボジョレーヌーボーとは、
”ボジョレーで作られた新酒ワイン”という意味です。
8月に収穫されたぶどうで
速やかにワインを造り、
11月に出荷する、
というフレッシュワインで、
その年のぶどうの出来具合を確認する
”試飲酒”
としての目的があるそうです。
ボジョレーヌーボーには、なぜ解禁日があるの?
ボジョレー・ヌーボーの解禁日は
11月第3木曜日
今年(2014)は11月20日(木)です。
ボジョレーヌーボーが世界で注目を浴び始め、
よく売れるようになるにつれて、
各ワインメーカーが
「どこよりも早く売り出して儲けよう!」
という流れになって、競争がエスカレートし、
質の悪いワイン(時期を急ぐあまり未成熟なものなど)
が出回るようになったため、
フランスのワイン法によって規制、
解禁日が設けられるようになりました。
11月第3木曜日の午前0時に解禁となるため、
日本は時差の関係で最も早くボジョレーヌーボーが
飲める国の一つとして、現在のようなお祭り騒ぎ(!?)
になりました。
原産地であるフランスよりも早く飲める、というのも
なんだかおかしな話ではありますが・・・
まとめ
昨年、一昨年と、
ぶどうの出来具合が芳しくなかったので、
今年(2014)のボジョレーヌーボーの出来が
気になるところですが、
(その年のワインの出来を占う”新酒”の出来具合、
って少しおかしいでしょうか・・・^^;)
2014年、ボジョレー地方は、
ぶどうの生育にとって理想的な天候に恵まれ、
開花も早く、しっかり熟したおいしいぶどうが
収穫できるもようです。
ヌーボーはもとより、2014年のワイン自体が
期待できそうですね!