ギーとバターって
どう違うのかご存知ですか?
ギーはバターから作られるんですが、
栄養成分など、微妙に違いがあります。
ギーとバターには
どういった特徴があるのか、
ダイエットにはどちらが向いているのか、
などをまとめてみました。
ギーとバターの違いとは?
ギーとは、
発酵無塩バターを煮詰めて作った
バターオイルの一種です。
具体的に
バターと何が違うのかというと、
作る過程でタンパク質などの
不純物を取り除いているので、
ギーはバターよりも純粋なオイル
なんです。
加熱過程で水分や糖分、
タンパク質などが取り除かれるので、
バターよりも腐りにくく、
常温でも保存可能
なので扱いが楽です。
加熱しているので、
少し香ばしい香りがプラスされますが、
風味や味はバターとほぼ同じと
思ってもらって構いません。
(バターより少し軽めかな~という感じがします^^)
栄養成分も、バターよりもギーのほうが
中鎖脂肪酸を多く含んでいる
のが特徴です。
中鎖脂肪酸とは、
ココナッツオイルで話題になった、
”エネルギーになりやすく、体に溜まりにくい”
つまり、ダイエットに向いている、
という性質でしたね!
具体的に、どのようにダイエットに利用するのか、
次の章で見ていきましょう!
ギーはバターコーヒーの代用におすすめです
バターコーヒーダイエットが
少し前から話題になってますよね!
やり方は簡単で、
毎朝飲んでいるコーヒーに
バターを少量プラスするだけ
という、簡単ダイエット法です。
ただ、バターをプラスするといっても、
普通のバターではダメなんですね・・・
バターコーヒーダイエットに入れるのは、
”グラスフェッドバター”
という、普通のバターよりも
質が高いものでないとダメなんです。
では、グラスフェッドバターと
普通のバターとの違いは、というと、
・牧草のみを与えられて育った牛の乳から作られたか
・穀物も与えられて育った牛の乳から作られたか
だけなんです^^;
しかし、ちょっとのことのようで、
これが大違いなんですね!
グラスフェッドバターには不飽和脂肪酸
(エネルギーとして消費されやすく体に溜まりにくい)が、
普通のバターよりも多く含まれているんです。
不飽和脂肪酸は血液をサラサラにし、
血中の中性脂肪やコレステロールの値を
下げる働きがあるといわれています。
対して普通のバターは飽和脂肪酸
(動物性脂肪で、常温で固まりやすく、体に蓄積されやすい)
のほうが豊富です。
なので、普通のバターよりも、
グラスフェッドバターのほうが
ダイエット向きだと言えます。
そこで!
グラスフェッドバターの代用として、
ギーを用いたらどうなるのか、
気になりますよね!(前置き長かったですね^^;)
ギーは、デトックス作用や脂肪燃焼効果など、
様々な美容・健康効果が注目されています。
ギーの美容・健康効果について、
詳しくは、以下の記事をご覧になってください。
↓ ↓
ギー油とは? 効能・効果と栄養成分 ダイエットと1日の摂取量
グラスフェッドバターも栄養豊富で、
美容効果が高いですが、
上記の記事にも書いたとおり、
ギーは体に摂りこまれた際、完全燃焼してくれる
(燃えカスが残らない)ので、
比べるとギーのほうがより良いと思います。
また、乳タンパク質アレルギー
(乳糖などへのアレルギー)の心配がない
ギーのほうがより安心といえますね!
(グラスフェッドバターも
乳タンパク質をほとんど含んでいないですが)
ならいっそ、
グラスフェッドバターで作ったギーなら
最強なんじゃない?
と思って、調べてみると、通販でも売ってましたね~
でも、手作りのほうが
ふんだんに取り入れられる
(量が多い)ので、
もしご興味があれば
自分で作ってみてください。
めちゃくちゃ簡単に出来ますよ!
手作りギーの作り方は、以下の記事をご参照ください。
↓ ↓
ギーの作り方 発酵無塩バターで簡単に!失敗しない作り方と食べ方
ギーを手作りする場合は、
良質なグラスフェッドバターを
お取り寄せするのもいいかもしれませんね!
まとめ
美容と健康に良いギーですが、
食べ過ぎは禁物ですよ!
ダイエット効果も謳われていますが、
摂取カロリーが消費カロリーを
上回ってしまうと逆効果なので、
適量(一日摂取量は大さじ1~2杯程度)を
心掛けてくださいね!^^
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