二十四節気の一つである
雨水って、
ご存知ですか?
雨水の由来や読み方は?
2020年はいつなのか?
その頃に旬をむかえる食べ物・
行事や祭りは?
など、二十四節気・雨水について、
まとめました。
二十四節気 雨水の意味は?日付と由来と読み方は?
暦便覧では、
「陽気ようき地上に発し、雪氷解けて雨水となればなり」
と記されていて、
雪が雨に変わり、
氷が溶けて水になる時期、
という意味です。
※暦便覧とは、天明7年(1787年・江戸時代)に
江戸で出版された暦の解説書。
著者は太玄斎(たいげんさい)。
雨水は、二十四節気の第二で、
毎年2月19日ごろです。
旧暦では1月下旬~2月上旬です。
※二十四節気とは、1太陽年(1年)を
24分割し、それぞれの分割点に当たる日に
その時点の季節を表す名前を付けたもの。
太陽黄経が330度のときで、
天文学上ではその瞬間を”雨水”といい、
暦の上では
雨水の瞬間を含む日を指します。
次の節気である”啓蟄”
(けいちつ:2020年は3月5日(木))
の前日である、3月4日までの期間を
表すこともあります。
※日付は2020年の場合
年によって、若干違う場合があります。
啓蟄については、
以下の記事で詳しく説明してありますので、
よろしければご覧ください。
↓ ↓
啓蟄とは?今年の日付と旬の食べ物、雛人形との関係は?
読み方は”雨水(うすい)”で、
今年・2020年(令和2年)は2月19日(水)です。
雨水と他の二十四節気・七十二候との関係
雨水は”立春(りっしゅん)”の後、
”啓蟄(けいちつ)”の前で、
二十四節気の第一である立春からの順番は、
立春 ⇒ 雨水 ⇒ 啓蟄 ⇒ 春分 ⇒ 清明 ・・・
と続いていきます。
立春については、
以下の記事で詳しく説明してありますので、
よろしければご覧ください。
↓ ↓
立春 2020年はいつ?意味と由来・大寒 小寒 他の暦との違いと旧正月
七十二候は
初候 第四候 土脉潤起(つちのしょう うるおいおこる)
土が湿り気を帯びだす時期
次候 第五候 霞始靆(かすみ はじめてたなびく)
霞がたなびき始める時期
末候 第六候 草木萌動(そうもく めばえいずる)
草木が芽を出し始める時期
※七十二候とは、二十四節気を3つ(約5日間ずつ)
に分けた期間で、気象や生き物・植物などの変化を
知らせる短文によって表されている。
雨水の食べ物・旬の食材、行事・イベントなど
雨水の頃の旬の食べ物は
・カリフラワー
・冬キャベツ
・春菊
・大根
・水菜
・ブロッコリー
・蓮根
・みかん(柑橘類)
・りんご
・ワカサギ
・甘鯛
・白魚
・イトヨリ
・赤魚
・牡蠣
・蟹 etc…
植物では、
・福寿草
・梅
・寒椿
・シクラメン
・カトレア
・水仙
・万作
などが盛りです。
雨水の頃の行事や祭り
・雛祭り(桃の節句)
毎年3月3日
・萩・椿まつり 山口県 萩市
2020年2月15日(土)~3月20日(金)
・からむし織の里雪まつり 福島県 大沼郡昭和村
2020年2月23日(日)
・八幡祭 三重県 鳥羽市答志町 八幡神社
2020年2月22日(土)~24日(月)
・おぢや風船一揆 新潟県 小千谷市
2020年2月22日(土)・23日(日)
などがあります。
まとめ
ようやく、寒さが
峠を越えようとしています。
春が目前に迫っていますが、
まだまだ寒い日が続く時期です。
体調を崩しやすい時期なので
無理せず、なるべくゆったりと
お過ごしくださいね^^
関連記事
立春に縁起をかつぐ!財布の使い始めに良い日?するといいこととは?
雛人形は何歳まで飾る?次女には必要?どちらの親が買うのが正解?
雛人形を処分する時期はいつ?供養の費用は?娘に譲るのはダメ?