肉や魚・野菜などが中途半端に残ってしまうことってありますよね?
使ってしまうには量が多いし、残しておくほどの量でもないし・・・
困った時は塩漬けにして、保存食にしてしまいましょう!
ということで、塩漬けの簡単な作り方と保存方法、
メカニズムについてまとめました。
塩漬けの簡単な作り方と保存方法
肉の塩漬けの作り方
※雑菌が繁殖しないように、調理の前に手はきれいに洗い、
調理道具もアルコールなどで除菌し、
水分はしっかり取り除いておいてください。
塊肉の表面の水分をキッチンペーパーでよく拭き取る。
肉の表面をフォークでまんべんなく刺す。
肉に対し、2~3%程度の塩をまぶす。
(胡椒やお好みのハーブを一緒に混ぜてもおいしいですよ!)
キッチンペーパーで包み、ラップで巻くか、保存袋に入れて冷蔵庫へ。
途中、キッチンペーパーを取り換えながら、
3~5日間寝かせれば完成です。
保存は冷蔵で1週間程度、冷凍で1ヵ月程度ですが、
塩分濃度によって違いが出る(濃いほど長持ち)のと
調理状況などがそれぞれ違うので(器具の殺菌等)
早めに食べきるのが良いと思います。
どんな料理にも利用できますが、素材の味が堪能できる
シンプルなガーリックステーキがおすすめです!
薄切り肉の場合は、塩を全体に振りかけ、
1日ほど冷蔵庫で寝かせれば出来上がり。
ベーコンのように使えて便利ですよ!
野菜の塩漬けの作り方
葉物野菜は一口大くらいに(適当でいいですよ!^^)切り、
根菜類は薄切りにし、保存袋に入れてます。
塩は、野菜の重さの2~3%くらいを目安に入れ、
袋の中でよく混ぜ合わせます。
私がよくやる方法ですが、大きめの保存袋に野菜と塩を入れ、
風船のように空気を入れて袋の上の方をぎゅっと握り、
(縁日の綿あめの袋みたいな感じです^^)
勢いよくシャッフルするといい感じに混ざってくれますよ!
材料が均一に混ざったら空気を抜き、
数時間から半日くらいで完成です。
あと、昆布や唐辛子、生姜などを一緒に漬けこんでも
美味しいです^^
こちらも、塩分濃度によって保存期間は変わってくるんですが、
塩分2~3%程度の浅漬けなら冷蔵庫で2~3日くらいで
食べきったほうが安心です。
なお、冷凍は食感が変わってしまうので
(シャキッとした食感が失われてしまうので)
あまりお勧めしません。
保存食にするなら野菜の重さの15~20%くらいの塩で漬け込み、
塩抜きをしてから食べるようにしてください。
塩漬けのメカニズムとは?
食材を塩漬けにすると、細胞から水分が出てきます。
水分が出てくることによって腐敗菌の活動が抑制され、
食材が長持ちする、という原理です。
塩分濃度が高いほど保存期間は長くなり、
低いほど短くなります。
長期保存するなら、塩分濃度が15~20%くらいになるように
漬け込むようにしましょう。