デーツってご存知ですか?
今話題の
スーパーフードの一つで、
ダイエットや美容・
健康などに良いと
注目を浴びている
フルーツです。
デーツの栄養価や、
その効果・効能、
1日の摂取量や食べ方など、
デーツについて、様々な疑問を
解明していきたいと思います!
デーツとは?
デーツとは、
主にアラブ諸国(エジプト・イラン・
サウジアラビア・モロッコなど)で
広く栽培されている
ナツメヤシの果実です。
薬膳料理などに使われている
なつめ(棗)と
果実が似ていますが別種です。
ナツメヤシは樹高15~25mにもなる
大型の木で、
樹齢は100年から、
長いもので200年になるものも
あるんだそうです。
デーツは、実の熟度によって
呼び方が変わり、
緑色 : キムリ(未熟な)
赤みを帯びた黄色 : ハラール(カリカリした)
熟したもの : ルターブ(成熟してやわらかい)
完熟したもの : タムル(天日で乾燥した)
など、17ほどの名称があるとのこと。
品種は約400種もあり、
イランのピアロム種が最高品種
だと言われています。
結実から完熟まで
6か月以上もかかり、
グルコース(ぶどう糖)
フルクトース(果糖)
スクロース(ショ糖)
の含有量によって、
ソフト、セミドライ、ドライの
3種類に分類されます。
そのまま食べたり、
ジャムやゼリー、ジュース、
お菓子などにするほか、
酒や酢の原料にもされます。
日本では、豚カツソースや
好み焼きソースの原料に使用し、
とろみや甘み付けに
利用したりもしています。
参照:wikipedia
デーツはアラブ諸国やイラク、
モロッコなどの国々で常食されていて、
ドバイでは高級デーツが
お土産として人気です。
デーツの味は、
種類にもよりますが、
とても甘く、
ねっとりとした食感です。
よくプルーンと比較されますが、
プルーンよりは癖がなくて
食べやすいかな、と思います。
(個人的感想です)
デーツの栄養価と効果・効能 美容と健康のための1日摂取量は?
それでは、栄養豊富なスーパーフード
”デーツ”の主な栄養成分を見てみましょう。
エネルギー 266 kcal
たんぱく質 2.2 g
脂質 0.2 g
炭水化物 71.3 g
カリウム 550 mg
カルシウム 71 mg
マグネシウム 60 mg
鉄 0.8 mg
亜鉛 0.4 mg
βカロテン 160 μg
葉酸 19 μg
食物繊維 7.0 g
(水溶性食物繊維 1.5 g)
(不溶性食物繊維 5.5 g)
可食部100gあたり
参照:文部科学省 食品成分データベース
ミネラルや食物繊維が豊富ですね!
カリウムは体内の塩分を
排出する作用により、
腎臓の働きの手助けをし、
利尿作用もあることから、
むくみ解消にも役立ちます。
また、血圧の上昇を抑制し、
高血圧の予防にも役立ちます。
食物繊維は、水溶性と
不溶性の両方が含まれており、
便秘解消に役立ちます。
また、腸に水分を集めて
便を柔らかくする作用がある
マグネシウムも豊富なので、
食物繊維と
マグネシウムの相乗効果で
より高い便秘解消効果が
期待できますね!
便秘症が改善できれば
美肌効果も期待でき、
一石二鳥ですね!^^
βカロテンには、抗酸化作用
(活性酸素除去)があります。
また、体内吸収後、
ビタミンAに変換され、
視力低下の抑制や
夜盲症の改善などに役立ちます。
そして、粘膜を正常に保ち、
皮膚の新陳代謝を促進する
作用があるので、
アンチエイジング効果も
期待できます。
鉄分は赤血球を増やすのに
必要な栄養素です。
ビタミンB群の一つである葉酸の、
赤血球の細胞形成を助ける
造血作用と相まって、
貧血改善に役立ちます。
亜鉛は、味覚の正常化、
皮膚・爪・髪の健康維持、
免疫細胞(T細胞やNK細胞など)
の活性化による免疫力アップにより、
風邪やインフルエンザなどの
感染症を発症しにくくしてくれます。
また、インスリンの分泌を
サポートしてくれるので、
血糖値の急上昇を防ぎ、
糖尿病予防に役立ちます。
さらに、アルコール分解作用により、
二日酔いの改善効果も期待できます。
ただし、お酒を飲む前の
摂取が効果的なので、
普段からデーツを
常食しておくと安心ですね!^^
炭水化物(糖質:ぶどう糖と果糖)
が多いので、
疲労回復や、二日酔い解消
(ただし、要事前摂取)
脳の空腹感解消効果により、
ダイエットにも効果的です。
デーツの簡単レシピはこちら!
↓ ↓
デーツの簡単レシピ クッキー・マフィン・スコーン・スムージー・・・
さて、様々な効果・
効能があるデーツですが、
一日の摂取量は
どのくらいが良いのでしょうか?
一般的に、デーツは一日
5粒くらいまでにしたほうがよい、
と言われています。
デーツ一粒のカロリーは約11kcal
(一粒は約4g)です。
食べ過ぎれば当然太るし、
副作用(下痢を引き起こす可能性がある)
にも注意が必要です。
食べる量さえ間違えなければ
美容と健康に大いに
役立ってくれるでしょう!
まとめ
デーツには様々な、薬効ともいえる
効果・効能がありましたね!
デーツの食べ方や保存方法については
次の記事でご紹介いたします!
↓ ↓
デーツの保存方法は冷蔵庫or冷凍保存?おすすめの種類と味 食べ方は?