長崎くんちはオランダや中国など、
南蛮文化の魅力あふれる
エキゾチックな祭礼です。
今年・2019年のスケジュールは?
今年の踊り町は?
その他、見どころや楽しみ方など
長崎くんちについてまとめました。
長崎くんち2019のスケジュール
長崎くんち(長崎おくんち)は
長崎県長崎市・諏訪神社の秋季大祭で、
毎年10月7日~9日の3日間開催されます。
ちなみに、今年・2019年は
10月7日(月)~10月9日(水)
までの3日間ですね。
10月7日(月):前日(まえび)
7時~奉納踊(諏訪神社→中央公園→お旅所)
奉納踊終了後、庭先回り
13時~お下り(諏訪神社本宮→お旅所仮宮)
お下り後、その行列に続いて、市役所前~
旧県庁前まで傘鉾パレード
16時~くんちの夕べ(奉納踊:諏訪神社→中央公園)
10月8日(木):中日(なかび)
7時~奉納踊(八坂神社→中央公園)
奉納踊終了後、庭先回り
10月9日(金):後日(あとび)
7時~奉納踊(お旅所→諏訪神社)
奉納踊終了後、庭先回り
13時~お上り(お旅所仮宮~本宮)
庭先回り(にわさきまわり):
諏訪神社などの奉納踊を済ませた後、
市内の事業所や官公庁などの前で踊りを呈上し、
福をお裾分けします。
お下り:
諏訪神社本宮からお旅所仮宮まで、三基の神輿
(諏訪・住吉・森崎)が下ります。
傘鉾パレード:
お下りの行列に続いて、傘鉾がパレードします。
お上り:
お旅所仮宮から諏訪神社本宮へ、
三基の神輿が戻ります。
県庁坂や諏訪神社の石段を一気に駆け上がる、
迫力ある姿が見どころです。
ただし、天候によって奉納踊ができなかった場合は
日程・時間が変更されますのでご注意ください。
長崎くんち2019 今年の踊り町は?
長崎くんちの踊り町は、7つの組に分けられており、
7年かけて一巡します。
全ての踊り町の奉納踊を見るには
7年かかるんですね・・・^^;
今年・2019年の踊り町は、以下の予定です。
今博多町 傘鉾・本踊(ほんおどり)
魚の町 傘鉾・川船(かわふね)
玉園町 傘鉾・獅子踊(ししおどり)
江戸町 傘鉾・オランダ船(おらんだせん)
籠町 傘鉾・龍踊(じゃおどり)
古町 未定
桜町 未定
勝山町 未定
長崎くんちの見どころと楽しみ方
長崎くんちの見どころはいろいろありますが、
やはり奉納踊や庭先回りが盛り上がるでしょう!
中でも、ダイナミックな龍踊(じゃおどり)は
とても人気の演し物の一つです。
観られるのは有料のさじき席だけではなく、
街なかで自由に観覧することができます。
奉納踊の後に行われる”庭先回り”で、
市内の事業所や官公庁などの前で踊りが呈上されます。
コースについては9月末頃から、長崎駅の観光案内所や
バスターミナル(県営バス駅前・長崎バス新地)などで
配布されます。
そして、もう一つ、はずしてはならないのが
”コッコデショ”なんですが・・・
コッコデショとは、太鼓山という、
太鼓・子供(4人)・巨大な座布団型の
飾りを載せた、総量1トンにもなる神輿を
担ぎ手が勢いよく回転させたり
宙に投げて受け止めたり、
という荒業を披露するものです。
コッコデショとは「ここでしよう」
という意味だと言われています。
掛け声についてはこちらの記事をご参照ください。
↓ ↓
長崎くんちとは?歴史と意味・由来 掛け声、龍踊り(じゃおどり)
このコッコデショは樺島町のみが担当していて・・・
もうお分かりですよね!
そう、7年に一度しかお目にかかれないんです^^;
(特別出演を除いては)
最近では2018年だったので、
次は2025年(令和7年)まで
待たないといけないんです・・・
興奮のあまり救急車で運ばれる観覧者もいる、
と言われているくらいの大迫力!
機会があれば、
ぜひご覧になってみてください!
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