ホタルが乱舞する様子は、
とても幻想的で美しい光景ですよね!
ホタルは数秒に1回の割合で
点滅しながら光るんですが、
関東と関西とでは周期が違う
ってご存知ですか?
ホタルが光る仕組みなどとともに
ご説明します。
ホタルはなぜ光る?その仕組みとは
ホタルってどうして光るんでしょうか?
熱を発することなく
発光するのは不思議ですよね?
ホタルの腹側のお尻に近い部分には
”発光器”と呼ばれるものがあり、
その中には”ルシフェラーゼ”という発光酵素と、
”ルシフェリン”という発光物質があります。
そのルシフェラーゼとルシフェリンの
酸化反応によってホタルは発光しているんです。
そして、化学反応のエネルギーを
熱としてではなく光として放出しているため、
熱くならないんです。
日本には40種類以上のホタルが生息していると
いわれていますが、
羽化後発光するのは
ゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタルなど
約10種類程度といわれています。
(卵や幼虫・蛹の時はほとんどの種類が発光します)
ホタルが光る理由として、
・求愛のため
・外敵を驚かせるため
・毒を持っているように見せかける
(捕食者に対する警告のため)
などという説があります。
ホタルの点滅が関東と関西で違うってホント!?
ホタルはずっと光を発しているわけではなく、
数秒間隔で点滅しています。
その点滅の仕方が
関東と関西では違うというのですが
本当なんでしょうか??
なぜだか理由ははっきりしないそうですが、
ゲンジボタルに限っていえば、点滅の周期は
関東が約4秒間隔、関西が約2秒間隔
なんだそうです。
(気温や時間などの違いにより、
一概には言えないそうですが・・・)
富士山のあたりを境に、
関東型・関西型に分かれているそうですが、
同じ種類なのにとても不思議ですよね!
一説によると、
北に行くほど気温が低いので、
エネルギー消費を少なくするためだ、
とも言われています。
まとめ
神秘的なホタルの光ですが、
まだまだ謎の部分が多いんですね・・・
最近は実際にホタルを見たことがない、
という人も多いそうですが、
ぜひ一度ご覧になってみてください。
ホタルが舞い飛ぶ風景は、
何とも言えず幻想的で
素敵ですよ!
ホタル観賞のおすすめスポットは
こちらの記事をご参照ください。
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