雛人形って、
結婚するときに
一緒に持っていく人は
少ないそうですね。
では、みんないつ頃、雛人形を
処分しているんでしょうか?
処分する前に供養したいけど、
費用はどのくらい?
もったいないから、娘に譲る、
というのはダメかな?
など、雛人形の処分についての
疑問にお答えします。
雛人形を処分する時期はいつ?供養の費用は?
雛人形は女の子の災厄を移しとり、
身代わりとなるのが役割なので、
本来ならいつまで、
などと期限を切らずに、
ずっと飾り続けるのが好ましい
とされています。
しかし、近年の住宅事情などで
処分せざるを得ない場合が
ほとんどなので、
処分する時期や供養にかかる費用などを
ご説明していきたいと思います。
大事に飾ってきた雛人形だけれど、
処分する時期としては、
・結婚を期に処分する
・成人したのを期に処分する
というご家庭が大半だと思います。
処分する時期については、
もちろん明確な決まりなどは
ありませんので、
娘さんやご両親が納得する時期で
構わないと思います。
処分の仕方ですが、まずは、
今までの感謝を込めて、
ちゃんと供養してあげてください。
人形供養をしているお寺や神社、
民間企業もあります。
費用は大体3,000円くらいから、
大きさによって変わる、
というところが多く、
郵送で受け付けてくれるところもあります。
例えば、明治神宮なら、毎年10月初めごろに
”人形感謝祭”を行っています。
今年・2020年は、9月27日(日)です。
明治神宮本殿にて、
9時~15時の開催予定です。
こちらは当日持込みのみ受付ですが、
処分の時期をこの日に合わせる、
というのも良いと思います。
また、千葉県勝浦市の
”かつうらビッグひな祭り”などのように、
雛人形の送付受付をしている市町村もあります。
勝浦市の場合は、
かつうらビッグひな祭りに飾る
雛人形を募集していて、
損傷のあるものでも、
雛人形なら受け取ってくれるようです。
(その場合は飾り付けられずに供養されるようですが)
毎年、4~5月ごろに
送付予約が始まり、
9~10月ごろに送付開始
という流れになっています。
詳しくは、以下のHPをご覧ください。
↓ ↓
2020かつうらビッグひな祭りのごあんない
雛人形を娘に譲るのはダメ?
大事にしてきた雛人形を
処分するのは気が引けるし、
出来れば娘に受け継いでもらいたい、
そう考えるお母さんも多いですよね!
雛人形は、基本は
一人につき一つずつなので、
お母さんの雛人形を
そのまま使い回しはできませんが、
娘さんの雛人形の横に一緒に飾る、
というのは良いと思います。
ひな祭りの時期に、
ご自分の思い出を娘さんに話しながら、
一緒に雛人形を飾りつけするのも素敵ですね!
まとめ
女の子の災厄を引き受け、
お守りとなってくれた大事な雛人形。
どうか最後まで、感謝の気持ちを忘れずに、
大切に接してあげてくださいね!
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