せっかく贈って下さるお中元を、
お断りするのは難しいですよね。
先方が気を悪くしないかなぁ・・・とか、
気まずくなって、
今後のお付き合いに影響しないかなぁ、
などいろいろ気になりますしね・・・
でも、マナーを守って、
失礼のない伝え方をすれば
大丈夫です!
そこで、お中元のお礼状で、
角が立たない上手なお断りの文例を
ご紹介します。
こちらからお中元を贈るのをやめたい、という場合は
こちらの記事をご参照ください。
↓ ↓
お中元をやめるタイミング 角が立たない上手なやめ方
気まずくならないお中元の断り方のポイント
お中元などの贈り物を
お断りするときは、
先方のご好意を踏みにじらないよう
注意しつつも、しっかりと意思表示を
しなければなりません。
お礼状とともに、
贈っていただいた品の同額~2倍
くらいのお返しの品を贈りましょう。
そのお礼状に、
・今後はお気遣いなさいませんように、お願い申し上げます。
・このようなお品をいただくのは心苦しく、
今後はご遠慮いたしたく、お願い申し上げます。
などの言葉を添えると良いでしょう。
こちらが先方のお気持ちを
ありがたく思っていて、
お気持ちのみ受け取り、
品物のやり取りをやめたい、
今後もこれまでと変わらぬ
お付き合いを望んでいる、
という形の手紙にすると、
失礼に当たることはありません。
では、次の章では、
具体的な文例をご紹介したいと思います。
お中元のお礼状でお断りの意を伝える文例
—–例文—–
拝啓 暑さが厳しくなってまいりましたが、
○○様、ご家族の皆様におかれましては
ますますご健勝のことと存じます。
さて、このたびは
結構なお品をお贈りいただき、
誠にありがとうございました。
日頃、何のお役にも立てませんのに
大変恐縮いたしております。
どうぞ今後はお気遣いなさいませんように、
お願い申し上げます。
なお、今後とも、変わらぬお付き合いの程、
よろしくお願い申し上げます。
これからますます厳しい暑さに向かいます。
皆様くれぐれもお体ご自愛くださいませ。 敬具
————–
自分なりの言葉でアレンジして、
使ってくださいね!
まとめ
先方に対して
お断りするのは品物であって、
お付き合いや、
ご好意そのものを断るわけではないので
その旨をしっかり文章に表すようにすれば、
角が立つようなことはありませんよ!
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