今年は、日本で皆既月食が見られます。
日本で過去に見られた月食は、
部分月食は、去年ありましたが、
(2017年8月8日 最大25%の欠け)
皆既月食は2015年4月4日以来、約3年ぶりです^^
今年2回見られる皆既月食のスケジュールと、
時間帯や方角、継続時間などをまとめました。
皆既月食はいつ?何時から?時間帯と方向、欠け方と継続時間
今年(2018年)は日本各地で皆既月食が見られます。
1月と7月に観測できるんですが、それぞれの
詳しいスケジュールを見ていきましょう!
・2018年1月31日から2月1日にかけて
時間帯(日本中どこでも同じです)
部分食の始め : 20時48分
皆既食の始め : 21時51分
食の最大 : 22時29分
皆既食の終わり : 23時8分
部分食の終わり : 0時11分
方位 : 南東~南
2018年1月31日の皆既月食は、早い時間帯で、月の位置も高く、
良い条件でとても観測しやすいです^^
皆既食の持続時間も、1時間17分あり、
欠け始めから欠け終わりまでは3時間23分です。
前回(2015年4月4日)の皆既食の継続時間は
約12分しかなかったので、
今回はかなり見ごたえがあります!
月の左側(地球から月を見て)から欠け始め、
右側に抜けていくような欠け方をします。
次回は7月なんですが、こちらは観測できる時間帯が
夜明け前なので、条件的にはちょっと厳しいと思います。
では、次回(2018年7月28日)のスケジュールも
見ていきましょう^^
皆既月食2018年7月28日の時間帯と方角、継続時間
では、2018年7月28日の皆既月食のスケジュールです。
・2018年7月28日
時間帯(日本中どこでも同じです)
部分食の始め : 3時24分
皆既食の始め : 4時30分
月の入り : 4時48分(東京)
—————————————
食の最大 : 5時21分
皆既食の終わり : 6時13分
部分食の終わり : 7時19分
方位 : 南西
7月28日の皆既月食は、月が欠けた状態で月の入りを迎える
”月没帯食(月入帯食)”です。
日本列島で月の入り時刻に差がありますが、
上の時間帯の点線以下は見られないと言っていいでしょう。
ちなみに、月食の途中、月が欠けた状態で昇ってくることを
”月出帯食”といいます。
皆既月食とは何なのか?仕組みと皆既日食との違いを簡単に説明します
さて、皆既月食とは何なのでしょうか?
簡単に言うと、月が地球の影に入る
(月に地球の影が映る)ことで、
すっぽり全部入ってしまえば皆既月食、
一部分だけだと部分月食となります。
皆既月食と皆既日食の違いとは、
月に地球の影が映って欠けたように見える現象が月食で、
月自体が太陽を隠し(地球と太陽の間に月が入り込む)
欠けたように見える現象が日食です、
それぞれ、太陽・地球・月(月食が起こる原理)
太陽・月・地球(日食が起こる原理)の順に
並んだ時に起こるんですが、
大抵は軌道が上下にずれていて、
ちょうど一直線上に並ぶとなると稀なんですね^^;
なので、月食や日食が起こる頻度は低く、
めったに見られないので貴重な現象なんです^^
月食のしくみを簡単に図解してますので、
よろしければ以下の記事もご参照ください。
↓ ↓
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今年の1月の皆既月食はかなり観測条件が良いので、
是非、ご覧になってみてください^^
天気だけが心配ですが、こればかりはどうしようもないので、
天に祈るしかないですね・・・
観測の際には風邪を引かないように、
寒さ対策をしっかりとしてくださいね!