山の日が新たに国民の祝日に
なることが決まりましたが、
そもそも山の日はなぜ制定されたのか?
なぜ祝日になったのか?
また、8月11日になった理由、
いつから施行されるのか、
など、山の日に関する情報を
まとめました。
山の日が制定された理由といつから施行される?
山の日は2014年に制定され、
国民の祝日に関する法律(祝日法)で
”山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する”
ことを趣旨とする国民の祝日の一つです。
施行は2016年・平成28年からです。
山の日が制定された理由は、
7月に海の日があるのに、
山の日がないのはおかしい、
という意見や、
47都道府県で山のないところはない、
もっと山に親しんでほしい、
などという日本山岳会その他団体の意見から、
国会議員が”山の日制定議員連盟”を設立、
決定に至った、という訳です。
山の日が祝日の理由
日本は欧米に比べ、
祝日の数が多いことで有名です。
なのになぜこれ以上
祝日の数を増やすのでしょうか?
それは、日本国民の有給休暇など、
休暇の取り方が欧米諸国に比べて
少ないからなんです。
フランスやドイツなどは、法律で30日
休暇をとることを義務付けられていますが、
日本の有給休暇の平均取得率は
わずか18日程度・・・
なので、祝日が増えることで、
休暇を取りやすくしよう、
という目論見があったようです。
山の日はなぜ8月11日?その理由とは
山の日はなぜ8月11日に
決定したのでしょうか?
山の日を制定するために、
日本山岳会や山の日協議会加盟団体、
その他の山岳関係者らの意見を受け、
山の日制定議員連盟が設立されました。
そして、山の日制定議員連盟が開いた総会において、
”6月上旬” ”海の日の翌日” ”お盆前”などが
山の日の候補として挙げられました。
当初は6月制定が有力でしたが、山岳連盟から
「6月の山には残雪があるのでふさわしくない」
などの理由で却下。
すると、お盆休みと繋げやすいメリットがある、
として、8月12日案が有力になりました。
しかし、8月12日は日航機が御巣鷹山へ墜落事故を
起こした日なので、祝日にするにはふさわしくない、
という反対意見も出て、1日前の8月11日に決定しました。
まとめ
8月11日って、夏休みの真っ最中なので、
子供や学生には何のメリットもなく、
無意味とすら言えますよね・・・
サラリーマンにとってはうれしいですが。
これで、祝日がないのは
6月だけとなりました。
今後、また新たな祝日が
制定されるんでしょうか?
楽しみなような、そうでないような・・・