こぐま座流星群とは
どんな流星群なんでしょうか?
今年(2015年)のピーク(極大)の時間帯は?
どの方角が良く見える?
輻射点(放射点)の見つけ方は?
など、こぐま座流星群について
まとめました。
こぐま座流星群2015年の時間帯と方角は?
こぐま座流星群の輻射点(放射点)は、
β星:コカブの近く。
方角というか、ほぼ天頂に位置するので、
放射点を観測するなら
上を向いていれば大丈夫です^^
それに、流星群は全天に流れるのが特徴なので、
輻射点を観測するのでなければ、
方角はあまり気にしなくてもいいと思います。
こぐま座流星群2015年のピーク(極大)の日にちと見ごろ
極大日(ピーク)は12月23日なんですが、
極大の時間帯が午前11時と、真昼間です^^;
また、極大日になっても出現数があまり伸びない時や
突如として突発出現を見せることもあるという、
大変気まぐれな流星群です^^;
月齢は12で、満月前とあって、
2015年の観測条件は良くないですね・・・
こぐま座流星群とは?
こぐま座はポラリス(北極星)を含む星座として
有名ですね^^
見つけ方は、おおぐま座の北斗七星の柄杓の先の
2つの星の距離を約5倍に伸ばしたところ、
あるいはカシオペア座からも見つけることができます。
↓ ↓
下図参照 クリックすると拡大します
母天体(母彗星)はタットル彗星。
出現期間は12月17日から26日ごろで、
通常はあまり目立った活動はないようですが
突発出現もあるようなので、
今年(2015年)はどうなるでしょうか?
こぐま座の神話はおおぐま座と一対になっています。
大神ゼウスが精霊カリストとの間にアルカスという
男の子をもうけ、ゼウスの妻・女神ヘラが激怒し、
カリストを熊に変えてしまいました。
やがて、成長したアルカスが狩りの時に熊に向かって
矢を引きますが、その熊こそが変身させられた母である
カリストです。
ゼウスは驚いて、矢が刺さる寸前に2人を天に上げ
星座にしました。
母親カリストがおおぐま座で息子アルカスである
こぐま座を慕うかのように、周りをまわっている、
と言われています。
まとめ
今年の天体ショーのラストを飾る
こぐま座流星群。
年によって大出現があるものの、例年、
ほとんど目立った活動はないようですね^^;
でも、大出現の時に出くわすと、
かなり感動するんでしょうね^^