みずがめ座流星群には、
”みずがめ座η流星群”と、
”みずがめ座δ流星群”があります。
今年(2015年)のそれぞれの
ピーク(極大)はいつか?
方角や位置、見頃の時間帯
などをまとめました。
みずがめ座η流星群 2015のピーク(極大)・方角・時間・位置
みずがめ座η流星群のηは、イータ(またはエータ)
と読みます。
今年(2015年)のみずがめ座η流星群の出現期間は
4月下旬から5月上旬で、
日本での最大の見頃は
5月7日の明け方頃です。
しかし、高度が低く、短時間しか観測できないので、
1時間に10個ほど見られれば良い方だといわれています。
東の方角の低い位置を見ていると、
下から昇ってくるような流星が見られます。
流星といえば、上から下に流れるような軌道を描く
ような印象だと思いますが、このような見え方は
みずがめ座流星群の(低い高度で観測できる流星群の)
特徴でもあります。
母天体はあの”ハレー彗星”です。
※母天体・・・流れ星は、宇宙空間に散らばっている、
1ミリ~数センチほどの塵が地球の大気圏に
突入する時に光を放って気化したもので、
その塵をばらまいていったのが彗星です。
よって、母天体がハレー彗星、という場合、
ハレー彗星が軌道上に残していった、塵の粒の
集団の中に地球が突入している、ということです。
母天体は、彗星の場合、母彗星ともいいます。
みずがめ座δ流星群 2015のピーク(極大)・方角・時間・位置
みずがめ座δ流星群のδは、デルタと読みます。
今年(2015年)のみずがめ座δ流星群の出現期間は
7月下旬から8月中旬で、
時間帯は、日本では、
7月28日の午前1時半ごろ、
月が沈んでからが最大の見頃
になります。
方角は南東~南南東、
高度は約30°毎年平均、
1時間に10~20個ほど観測されています。
母天体は特定されていませんが、
マックホルツ彗星が有力視されているようです。
まとめ
みずがめ座δ流星群と時を同じくして、
やぎ座α流星群が見られます。
極大日は7月30日頃の予想で、
1時間に3~5個程度と、数は少ないですが、
火球が観測されることでも有名な流星群なので、
観測してみると面白いかもしれませんね!
やぎ座流星群についてはこちらの記事をご参照ください。
↓ ↓
やぎ座流星群 2015年の方角とピーク(極大日)はいつ?