ふたご座流星群とは
どんな流星群なんでしょうか?
今年(2015年)のピーク(極大)の時間帯は?
どの方角が良く見える?
輻射点(放射点)の見つけ方は?
など、ふたご座流星群について
まとめました。
ふたご座流星群2015年の時間と方角は?
ふたご座流星群の輻射点(放射点)は、
α星(カストル)付近で、
午前1時~3時頃、ほぼ天頂を通過します。
でも、流星群は、放射点を中心として
全天に流れるのが特徴なので、
輻射点を観測するのでなければ、
方角はあまり気にしなくてもいいと思います。
ふたご座流星群とは?
ふたご座流星群は、三大流星群の一つで、
一晩あたりに見られる流星の数においては
年間最大の流星群です。
1時間当たりの流星数は40~60個!
多い時には100個に達するときも
あるんだそうです^^
放射点がふたご座α星付近なので、
”ふたご座α流星群”とも呼ばれています。
出現期間は12月5日頃から20日ごろで、
例年12月14日ごろが極大です。
母彗星(母天体)は、小惑星ファエトン(元彗星)です。
毎年当たりはずれがあまりなく、安定した活動を
見せてくれる流星群です。
ふたご座の神話は、ゼウスと
スパルタ王妃レダとの間に生まれた双子、
ポルックスとカストールにまつわる物語です。
ゼウスとレダにまつわる神話は
こちらの記事をご参照ください。
↓ ↓
はくちょう座流星群2015年の方角は?ピーク(極大)と時間帯
ポルックスとカストールはとても仲の良い兄弟で、
あるとき従兄弟(こちらも双子)と争いになり、
カストールは落命。
嘆き悲しむポルックスを哀れに思い、父であるゼウスが
2人を天に上げ、星座にした、と言われています。
ふたご座流星群2015年のピーク(極大)と時間帯
ふたご座流星群の2015年の観測条件は、
ここ数年で最高の条件です!
極大日(ピーク)は12月15日、時間は午前3時、
月齢は3で、月明かりの影響も少なく最高です^^
ピークを過ぎると急激に数が減るので、
14日・15日、両日の日没から明け方が狙い目です。
2000年ごろから明るい流星や火球も出現する
ようになり、出現数の多さもあって、
かなりの見ごたえが期待できると思います^^
まとめ
年による数の変動が少なく、
安定した出現数、というのが
うれしい特徴ですね^^
最近は火球も出現するようになってきたので
今年のふたご座流星群にも期待がかかります^^