4月こと座流星群2018年の情報です。
今年のピーク(極大)の時間帯や方角、
輻射点(放射点)の位置、
観測場所はどのあたりがいいのか、
など、4月こと座流星群について
まとめました。
※輻射点(放射点)とは、流星群が
飛出してくるように見える天球上の1点のこと
4月こと座流星群2018年ピーク(極大)の時間帯はいつ?
2018年の4月こと座流星群のピーク(極大)は、
4月23日 午前3時ごろ
と予想されています。
見ごろは
4月22日23時ごろ~翌23日明け方にかけて
月齢は6(上弦:半月)
日が変わるころには月は沈んでしまうため、
今年は月明かりに邪魔されず、
観測条件は良好です!
ここ数年、観測条件は良くない年が続いていて、
来年(2019年)以降も、
数年間ずっと良くない予想なので、
今年は数少ないチャンス年です!^^
出現期間は
4月16日~25日あたり
約10日間に亘って観測される予想ですが、
こと座流星群は出現数が少ないので、
観測するならピーク時をおすすめします。
でも、ピーク時においても、
年間三大流星群などと比べると
出現数はぐっと少ないので、
突発出現に期待!
というところでしょうか^^
こと座流星群の母天体はサッチャー彗星。
なんと、公転周期が約400年・・・
誰もが見られる彗星ではないですね^^;
4月こと座流星群、以前は”こと座流星群”
と呼ばれていましたが、
国際天文学連合(IAU)によって改名され、
現在の正式名称は
”4月こと座流星群”となっています。
4月こと座流星群の方角は?どこを向いていればよい?
4月こと座流星群の輻射点(放射点)の位置は、
こと座のベガの近くです。
方角は、ピーク予想時刻
(2018年4月23日午前3時ごろ)では、
北東の空、
天頂まではいきませんが、
割と高い位置にあります。
※輻射点(放射点)とは、流星群が
飛出してくるように見える天球上の1点のこと
流星は、その放射点から
全天へ流れるように見えるので、
放射点観測などの目的がない限り、
流星を見たいだけなら
どこを見ていても大丈夫です^^
流星は、輻射点から離れるほど
長く尾を引いて見えます。
4月こと座流星群の観測場所や注意点は?
どの流星群もですが、星は全天に流れるので、
基本的にはどこでも良いのですが、
観測するなら周りに街灯などの光が少なく、
なるべく開けた場所が良いです。
山中や、人けのない所での観測は、
事件・事故に巻き込まれないよう、
十分注意して下さい。
また、暗闇に目が慣れるまで時間がかかるので、
10~20分くらいは明かりを避けて、
慣らすようにして下さい。
あと、4月といえば、
日中は春めいてきていますが、
夜中はまだ冷えます(10℃前後のことが多い)
寒さ対策もしっかりして、
風邪などひかないように
気を付けて観測してください。
まとめ
どの流星群にも言えることですが、
年によって出現数の当たりはずれがあります。
中には爆発的な突発出現を見せてくれる時もあり、
そんな流星群に遭遇すると、ほんとに感動ものです^^
今年のこと座流星群はどうなるでしょう?
観測条件も良いことですし、
当たり年であってほしいですね!^^