節分の日に豆まきとともに、
恵方巻きを食べるご家庭が
多くなりましたね。
今では一般的になった
恵方巻きですが、
その具材に決まりは
あるのでしょうか?
恵方巻きの具材の意味や由来、
いつから流行ったのか、
など、恵方巻きの疑問について
まとめました。
恵方巻きの意味と由来、いつから流行ったの?
恵方巻きとは、節分の日にその年の恵方
(えほう:2020年は西南西です)
を向いて食べる
巻きずしのことですが、
恵方巻きと言われるようになったのは
最近のことです。
1998年に大手コンビニエンスストアが
”恵方巻き”
という呼び方をして、
それが一般的になりました。
それまでは”丸かぶり寿し”や、
普通に”巻きずし”とだけ、
つまり、そんなに特別な呼び方は
なかったんですね・・・
しかも、節分に巻きずしを食べる、
というのは、大阪方面が中心で、
全国的なものではなかったようです。
大正初期、海苔巻を
恵方に向かって食べる習慣が大阪にあり、
それを海苔業界や大阪鮓商組合
(お寿司屋さんの組合)が一緒に
販売促進のために宣伝を行ったのが
始まりと言われています。
それが徐々に広がりを見せ、
コンビニの宣伝で全国的に
”恵方巻き”と騒がれるようになった、
ということです。
恵方巻きの具材に決まりはあるの?
恵方巻きの具材って、よく
7種類が良い
と言われますが、
何か根拠はあるのでしょうか?
具材の7種類というのは、
縁起の良い七福神に由来する
と言われています。
七福神には、
「七つの災厄が取り除かれ、七つの幸福が訪れる」
また、
「無病息災や商売繁盛を願う」
といういわれがあるので、
その縁起を担いで7種類の具材がよい、
と言われるようになったのでしょう。
でも、実際は、具材に決まりはないんです・・・
5種類だったり10種類だったり、
店によって種類も具材も様々です。
以前に比べて、年々、具材の種類が多く、
華やかになってきているような気がしますね!
まとめ
恵方巻きの食べ方のルールは、
・一人1本ずつ用意する
・その年の恵方を向く(2020年は西南西)
・願い事を心に浮かべながら、黙って1本食べきる
あんまり豪勢な具材の太巻きだと、
かなりしんどそうですね・・・
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