戌の日の安産祈願ってよく聞くけれど
どんな意味があるんでしょうか?
お参りにはいつ、だれと、
どこへ行けばよいのか、
初穂料はいくらが相場?
などの疑問にお答えします。
戌の日・安産祈願とは
戌の日の安産祈願とは、
妊娠5か月目に入った
最初の戌の日に、
腹帯を巻いて
神社やお寺にお参りする
という、日本古来の風習です。
戌(犬)は、お産がとても軽いので、
安産の守り神として
昔から親しまれています。
それにあやかって
戌の日に安産祈願をするように
なりました。
安産祈願自体は
いつでも構わないのですが、
妊娠5か月目の戌の日に、
腹帯を巻く儀式である帯祝いと、
それに合わせて安産祈願をする人が
多くなったので、
現在のような形になりました。
戌の日の安産祈願、場所はどこで?
では、戌の日の安産祈願は
どこで行うのが良いのでしょうか?
有名な神社は
水天神・子安神社・中山寺・塩釜神社・八幡宮
など。
しかし、このような大手の神社では、
休日の戌の日ともなると
相当な混雑が予想されます。
予約の必要がないところが
ほとんどなので、
かなり待ち時間が
長くなることも予想されます。
5か月を過ぎ、
安定期に入ったとはいえ、
待ち時間が長くなると
体に負担がかかりますので、
よくご考慮下さい。
安産祈願は有名な神社(仏閣)から
近くの小さな神社(仏閣)まで、
ほとんどのところでできます。
また、戌の日以外でも、
毎日ご祈祷を受け付けている寺社も
多いですので、
お体の状態を
一番に考えてくださいね!
戌の日の安産祈願、誰と?服装は?
安産祈願には誰と行かなくてはならない、
というような決まりはありません。
ご夫婦で行ったり、おひとりで行ったり、
と様々です。
服装も、平服で大丈夫です。
ただ、お参りなので、
サンダルや露出が多い服など、
あまりにラフな格好は
避けたほうが良いでしょう。
また、妊婦さんご本人が行けない場合は、
代理の方や、郵送でのご祈祷を
受け付けている寺社もあります。
これはそれぞれの寺社によって違いますので、
事前にお問い合わせしてみてください。
戌の日・安産祈願の初穂料・お布施の相場は?
神社でご祈祷をしてもらったときに
支払うお金を初穂料(はつほりょう)
といいます。
仏閣ではお布施(おふせ)といいます。
なので、のし袋に書くのは
神社なら初穂料
お寺ならお布施
と書きます。
金額は、大体の相場は
5,000円~10,000円くらい
です。
はっきり決まっていないところが多いですが、
金額が設定されている寺社もあるので、
事前に問い合わせてみると良いでしょう。
いただいたお札は、
仏壇や神棚がある場合はそちらに、
無い場合は、文字が書いてある面が
南向きか東向きになるように、
目線よりも上の場所に飾ってください。
戌の日・2020年カレンダー
2020年の戌の日の一覧です。
2019年12月の戌の日は
以下の通りです。
12月 3日(火)大安 15日(日)大安 27日(金)先勝
2020年(令和2年)
1月 8日(水)先勝 20日(月)先勝
2月 1日(土)友引 13日(木)友引 25日(火)先負
3月 8日(日)先負 20日(金・祝)先負
4月 1日(水)大安 13日(月)大安 25日(土)赤口
5月 7日(木)赤口 19日(火)赤口 31日(日)赤口
6月 12日(金)赤口 24日(水)友引
7月 6日(月)友引 18日(土)友引 30(木)先負
8月 11日(火・祝)先負 23日(日)大安
9月 4日(金)大安 16日(水)大安 28(月)先勝
10月 10日(土)先勝 22日(木)友引
11月 3日(火・祝)友引 15日(日)仏滅 27日(金)仏滅
12月 9日(水)仏滅 21日(月)大安
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