秋分の日ってなぁに?と、
子供に聞かれたら、
どう答えてあげればよいでしょう?
なるべく解りやすく、
やさしい言葉で
説明してあげたいですね!
どんなふうに、
噛み砕いて言えばよいのか、
その例も含めて解説します。
秋分の日を子供に説明する前に
秋分の日ってなぁに?
と子供に聞かれたら、
なるべく解りやすく
説明してあげたいですよね?
それには先ず、
秋分の日の意味や由来を
親御さん自身が
知っておく必要があります!
複雑な計算方法や決め方、
太陽の南中高度など、
小難しいことは抜きにして^^;
秋分の日とはどんな日なのか、
説明していきたいと思います。
秋分の日の意味と由来
秋分の日とは、
秋季皇霊祭の流れを汲む祝日で、
国民の祝日の一つです。
皇霊祭とは
歴代の天皇・皇后・
主たる皇族方の御霊を祭る儀式で、
宮中祭祀の一つです。
現在でも春と秋の年二回、
宮中で執り行われています。
祝日と祭日の違いについては
こちらの記事をご参照ください。
↓ ↓
祝日と祭日の違いって?休日との違いは?日本の祝日と祭日の一覧
1948年に公布・施行された
祝日法により、
”祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ”
事を趣旨とする
国民の祝日に制定されました。
秋分の日はなぜ休みなのかと言うと、
もともとは皇霊祭だったからなんですね!
天文学上では、秋分点
(太陽黄経が180度になったとき)を
通過した瞬間を”秋分”といい、
その瞬間を含む日を
”秋分日(しゅうぶんび)”といいます。
昼の長さと夜の長さが
大体同じになる日ですが、
若干、昼のほうが長いようです。
毎年9月23日頃で、
地球の運行状態が変わるなどの
変化がない、という仮定付きで、
計算上では相当先まで
予測できていますが、
祝日としては、
閣議決定されたのち、
前年2月の官報で
歴要項として発表されます。
よって、2年後以降の、
祝日としての秋分の日は
確定していません。
秋分の日を中心に、
前後3日間、合計7日間が
秋のお彼岸の期間です。
”祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ”
という趣旨があるので、
お墓参りや法要を営むことに
意味があるんですね!
今年・2020年(令和2年)の
秋分の日(彼岸の中日)は9月22日(火)
9月19日(土)が彼岸の入り、
9月25日(金)が彼岸明けです。
この期間におはぎをお供えしたり
食べる習慣があります。
おはぎをお供えする(食べる)
由来は、小豆には、
”邪気を払い、災厄から身を守る”
という意味があるからです。
もうお気づきかと思いますが、
秋分の真反対が春分です。
上記の説明の、秋を春に置き換えると、
だいたい春分(春分の日)の説明になります。
違うところは、
・太陽黄経が90度になったときが春分点
・”自然をたたえ、生物をいつくしむ”ことが趣旨
・”おはぎ”ではなく”ぼたもち”
(名称の違いだけで中身は一緒)
という点です。
ぼたもちとおはぎについては
こちらの生地もご参照ください。
↓ ↓
ぼたもちとおはぎの違いって?
秋分の日を子供に説明しましょう!
それでは、秋分の日とは何か、
子供に説明してみましょう!
---例---
秋分の日は、
秋のお彼岸の真ん中の日で、
昼と夜の長さが
だいたい同じになるよ。
秋分の日の太陽はほぼ真東から昇り、
真西に沈んでいくんだ。
日付はだいたい9月23日頃になるんだけど、
年ごとに若干変わることもあるよ。
今年・2020年(令和2年)の
秋分の日は9月22日(火)で、
9月19日(土)から9月25日(金)までが
秋のお彼岸の期間なんだ。
今年の9月19日は
彼岸の入り(彼岸の初日)、
そして、秋分の日(9月22日)は
彼岸の中日とも言うよ。
秋分の日を含むお彼岸は
ご先祖様に感謝をする期間で、
お墓参りやお坊さんに
お経をあげてもらうお家もあります。
また、健康な体で幸せになれるよう、
お彼岸には、おはぎをお供えして、
そのお下がりを頂こうね!
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亡くなった方で、
お子さんが知っている人がいれば
ご先祖様とともに、
その人にも感謝をする日、
と伝えてあげるのもいいですね!
まとめ
子供に説明するのって
難しいですよね^^;
まず自分が十分理解していないと
いけないんですが、
それがなかなか難しいです・・・
ゆっくりと丁寧に、
自信を持って説明してあげると
きっと納得してくれると思いますよ^^
お互いに頑張りましょう!
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