みずがめ座流星群2018年の情報です。
何時が見頃なのか、
よく見える方向は?
ピーク(極大)の時間帯、
輻射点(放射点ともいう。
流星が飛び出す中心点のこと)
の位置や母天体は?など、
みずがめ座δ(デルタ)流星群について
まとめました。
みずがめ座流星群2018の方角とピーク(極大)何時が見頃?
みずがめ座流星群、ここでは主に
みずがめ座δ南流星群(δはデルタと読みます)
について、見ていきたいと思います。
主に、というのは、同時期に
(7月中旬から8月中旬)
複数の流星群の活動が重なり、
その中で最も活発なのが
みずがめ座δ南流星群だからです。
※南群・北群のδ・ι(イオタ)流星群(計4つ)に加え、
やぎ座流星群も同時期です。
やぎ座流星群についての詳しい情報は、
こちらをご覧ください。
↓ ↓
みずがめ座δ南流星群は、毎年、
7月下旬から8月上旬に活発な活動が見られ、
極大日(ピーク)は今年(2018年)は
7月28日と予想されています。
見頃は、極大日をはさんで2~3日程度で、
その間はピーク時と同程度の状態で
観測することができます。
年によって当たりはずれがありますが、
1時間当たり、10個ほど観測できる年が多いです。
今年(2018年)7月28日はちょうど満月で、
月明かりに邪魔されるので、
残念ながら観測条件は良くありません。
なので、月が視界に入らないところの方が
比較的見つけやすいと思います。
余談ですが、7月28日は今年(2018年)
2回目の皆既月食です。
皆既月食について、
詳しくは以下の記事をご覧ください。
↓ ↓
(7月の皆既月食の情報も載せてます)
母天体はマックホルツ第1周期彗星だと言われていて、
年間三大流星群の一つである
”しぶんぎ座流星群”と同じです。
みずがめ座流星群2018のよく見える方向は?
方角については、流星は輻射点(放射点)を中心に
全方向に放射状に流れるので、
輻射点(放射点)を観測する、と言う目的がなければ
基本、どこを向いていても構わないです。
この時期のみずがめ座の方角は南東の低い位置で、
輻射点(放射点)は水瓶座δ(デルタ)星付近。
そして、今年はちょうどこの時期に、
地球と火星が大接近しています。
一緒に見えるので、そちらも観察してみてくださいね!
火星大接近については、
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
↓ ↓
今年のように、月明かりに邪魔されるような時は
月が視界に入らない方向が良く見えると思います。
(月は、24時に南の方角に出ています)
あとは、街灯などの灯りに注意です。
市街地でも、灯りが少ない所で観測するか、
山や、見晴らしが良い場所、
要は周りが暗い場所が
天体観測には最適ですね。
ただ、暗い場所や人けのない所では
事故や犯罪などに巻き込まれないよう、
十分対策をして観測するようにして下さいね!
みずがめ座η流星群(5月)の情報はこちらから!
↓ ↓
まとめ
みずがめ座δ流星群の活動期間は
7月末から8月はじめ。
夏休み中なので、子供と一緒に
観察するのも良いですね^^
最低気温も20~25度くらいの事が多く、
天体観測には良い時期です!
綺麗な流星が見られるといいですね^^
あと、事故や犯罪などには、
十分気を付けて下さいね!!