はくちょう座流星群とは
どのような流星群でしょうか?
今年(2015年)のピーク(極大)
の時間帯は?
どの方角が良く見える?
など、はくちょう座流星群について
まとめました。
はくちょう座流星群とは?
はくちょう座流星群は、正確には
”はくちょう座κ(カッパ)流星群”
といいます。
8月3日~25日頃に観測される流星群で、
お盆を過ぎたあたりからが見頃です。
ちょうどペルセウス座流星群と同じ時期ですね^^
はくちょう座のデネブは、
こと座のベガ・わし座のアルタイルと共に、
”夏の大三角”
といわれる三角形を夏の夜空に描きます。
はくちょう座には1等星のデネブの他にγ星・ε星
という2つの2等星があります。
はくちょう座の神話は、
大神ゼウスがスパルタ国の王妃レダに
会いに行くために白鳥に変身しました。
恋を成就させ、白鳥が去った後、
レダはポルックスとカストールという
双子を産みました。
カストールとポルックにまつわる神話は
こちらの記事をご参照ください。
↓ ↓
ふたご座流星群2015年の時間と方角 ピーク(極大日)はいつ?
その時の白鳥の姿が星座になった、
という説と、
太陽神アポロンの息子パエトンが落命後、
エリダヌス川に落ち、
その亡骸を親友であるキュグナスが
探し続けて白鳥に変身した、
という説もあります。
はくちょう座流星群2015年の方角は?
南の方角の、夏の大三角を目印にしてください。
その一つがはくちょう座の”デネブ”なので、
その少し北側が輻射点(放射点)です。
でも、流星群は全天に流れるのが特徴なので、
輻射点を観測するのでなければ、
方角はあまり気にしなくてもいいと思います。
はくちょう座流星群2015年のピーク(極大)と時間帯
8月18日に極大(ピーク)を迎え、
日没後~午前2時ごろまでが
最も見やすい時間帯です。
ゆっくりと流れ、
末端で爆発することの多い流星群で、
比較的わかりやすいんですが、
1時間で数個程度と出現数は少ないです^^;
2015年は極大日の月齢が4と、
月明かりの影響が少なく
観測条件としては最良です^^
まとめ
輻射点がりゅう座の境界付近なので、
昔はりゅう座流星群と
間違われていたこともあったそうです。
今年(2015年)は観測条件も良さそうなので、
ぜひ、観測してみてください!