みずがめ座η流星群2018年の情報です。
(ηはイータ、又はエータと読みます)
方角やピーク(極大)の時間帯、
みずがめ座η流星群とは何か?
輻射点(放射点ともいう。
流星が飛び出す中心点のこと)
の位置や母天体は?など、
みずがめ座η流星群についてまとめました。
みずがめ座η流星群とは?
みずがめ座η流星群って、
あまり聞いたことがないかもしれませんが^^;
実は、年間三大流星群に次ぐ規模の流星群なんです!
年間三大流星群とは、
・しぶんぎ座流星群(1月)
・ペルセウス座流星群(8月)
・ふたご座流星群(12月)
この3つのことで、これらはおそらく
聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
それに次ぐ規模の流星群なのに、
どうしてあまり騒がれていないかと言うと、
この流星群は北半球ではあまり輻射点
(放射点ともいう。流星が飛び出す中心点のこと)
が高くないので、
出現数がそれほど多くないからなんです。
逆に、輻射点硬度が高い南半球では、
とても活発な活動を見せてくれるそうですよ^^
母天体はハレー彗星だと言われていて、
オリオン座流星群(10月)と同じです。
活動期間は毎年ゴールデンウイークの頃で、
極大日(ピーク)は5月6日前後、
1時間当たり、10個ほど観測できる年が多いです。
(肉眼で見えるのはもう少し少ないですよ!)
極大日をはさんで2~3日くらいは
ピーク時と同程度、観測することができます。
みずがめ座η流星群2018年の方角とピーク(極大)見頃について
さて、今年(2018年)のみずがめ座η流星群の
方角やピーク(極大)・見頃はどうなんでしょうか?
輻射点(放射点)は、みずがめ座η星近く
(クリックで拡大します)
方角については、流星は輻射点(放射点)を中心に
全方向に放射状に流れるので、
どこを向いていても構わないんですが、
今年(2018年)は月明かりに邪魔され、
あまり観測条件は良くありません。
月齢は20(下弦近く、ほぼ半月)
月の出は夜中、0時近くなので、
月が目に入らない方角を向いて
観測するのが良いでしょう。
極大日は 5月6日
時間帯は夕方(17時ごろ)にピークを迎えます。
ピーク時は夕方なので観測できませんが、
極大日をはさんで3日くらい
(5月5日~7日くらい)は観測できるので、
見やすい時間帯に観測してみてください^^
みずがめ座δ南流星群2018年の情報は
こちらから!
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まとめ
みずがめ座η流星群の活動期間は
4月末から5月はじめ。
ちょうどゴールデンウイーク期間中なので、
もし南半球へ旅行に出かけられるなら、
夜空を見上げてみてください。
綺麗な流星が見られるかもしれませんよ^^
春といっても、夜中はまだ肌寒いかもしれません。
(例年東京で15℃前後の日が多いです)
服装などに十分気を付けて
観測するようにして下さいね!