二十四節気の一つ白露とは?
意味や由来、読み方は?
白露はいつなのか?
旬をむかえる食べ物
行事や祭りは?
など、白露について、まとめました。
白露とは?意味と由来、日付(期間)と読み方
暦便覧では、
「陰気ようやく重なりて、露凝りて白色となれば也」
と記されていて、
気温が下がり、
空気中の蒸気が冷えて白い露に見える、
ようやく秋めいてくる時期
という意味です。
※暦便覧とは、天明7年(1787年・江戸時代)に
江戸で出版された暦の解説書。
著者は太玄斎(たいげんさい)。
白露は、二十四節気の第十五で、
毎年9月7日ごろです。
旧暦では7月下旬~8月上旬です。
※二十四節気とは、1太陽年(1年)を
24分割し、それぞれの分割点に当たる日に
その時点の季節を表す名前を付けたもの。
太陽黄経が165度のときで、
天文学上ではその瞬間を”白露”といい、
暦の上では白露が起こる瞬間を
含む日を指します。
次の節気である”秋分”の
(しゅうぶん:2019年は9月23日)
前日である、9月22日までの期間を
表すこともあります。
※日付は2019年の場合。
年によって、若干変化が生じる場合があります。
秋分については、
以下の記事で詳しく説明してありますので、
よろしければご覧ください。
↓ ↓
秋分の日を子供に説明しよう!意味や由来を解りやすく説明します!
読み方は”白露(はくろ)”で、
今年・2019年は9月8日(日)です。
白露と他の二十四節気・七十二候との関係
白露は”処暑(しょしょ)”の後、
”秋分(しゅうぶん)”の前で、
二十四節気の第一である立春からの順番は、
立春 ⇒ 雨水 ⇒ 啓蟄 ⇒ 春分 ⇒ 清明 ⇒ 穀雨 ⇒
立夏 ⇒ 小満 ⇒ 芒種 ⇒ 夏至 ⇒ 小暑 ⇒ 大暑 ⇒
立秋 ⇒ 処暑 ⇒ 白露 ⇒ 秋分・・・
と続いていきます。
処暑については、
以下の記事で詳しく説明してありますので、
よろしければご覧ください。
↓ ↓
処暑とは?意味と2019年の日にち、食べ物・行事と二十四節気
七十二候は
初候 第四十三候 草露白(くさのつゆしろし)
草の露が白く光って見える時期
次候 第四十四候 鶺鴒鳴(せきれいなく)
鶺鴒が鳴きはじめる時期
末候 第四十五候 玄鳥去(つばめさる)
燕が南の国へ渡っていく時期
※七十二候とは、二十四節気を3つ(約5日間ずつ)
に分けた期間で、気象や生き物・植物などの変化を
知らせる短文によって表されている。
白露の食べ物・旬の食材、行事など
白露の頃の旬の食べ物は
・かぼちゃ
・里芋
・椎茸
・冬瓜
・松茸
・いちじく
・かぼす
・栗
・すだち
・梨
・いわし
・鰹
・さんま
・しらす
・太刀魚
・スルメイカ etc…
植物では、
・萩
・ダリア
・ススキ
などの花が盛りです。
白露の頃の行事や祭り
・敬老の日 9月・第3月曜日
2019年は9月16日(月)
・江差追分全国大会 毎年9月中旬頃
・目黒のさんままつり 毎年9月第1か第2日曜
・せともの祭(愛知県瀬戸市)
毎年9月上旬ごろ
・岸和田だんじり祭 試験曳き 2019年9月8日(日)13日(金)
宵宮 2019年9月14日(土)
本宮 2019年9月15日(日)
などがあります。
まとめ
残暑はあるものの、
日に日に、朝夕の涼しさが
増してくる時期です。
秋といえば、運動会や遠足、
その他の行楽が
楽しみになってきますね!
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