お月見のお供え物にはそれぞれ
どんな意味があるんでしょうか?
月見団子や果物、ススキ、里芋など
それぞれの意味と、飾り方、
団子の数はいくつ?
など、お月見のお供え物について
まとめました^^
お月見のお供え物の意味と由来 団子や果物、ススキ、里芋
旧暦8月15日の月は、収穫されたばかりの 里芋を
お供えする ことから、地方によっては”芋名月”
とも呼ばれています。
中秋の名月の時期が、里芋など、芋類の収穫時期に
あたるところから、お月見は元々、芋類の収穫祭
でもあった、といわれています。
月見団子 は穀物の収穫を祝い、感謝する気持ちの
表れで、満月に見立てて丸い形のお団子を
お供えします。
大きさは、十五夜にちなんで一寸五分(約4.5cm)が
縁起が良いとされています。
お供えする数は、十五夜にちなんで15個、または
その年の月数(12個、うるう年は13個)など、
2つの説がありますが、
いずれも、ピラミッド型に盛ることで、
その先端が霊界に通じ、収穫の感謝の意を
伝えている、と言われています。
果物 をお供えするのも里芋と同様に、
収穫を祝い感謝の意を込めて行われています。
ぶどうなどのツル性の果物をお供えすれば、
月との繋がりが強くなる、といわれています。
ススキ は稲穂がまだ実っていないので、
稲穂に見立ててお供えする、といわれています。
また、神様の依り代としての役割があり、
古くから魔除けの意味合いもあるので、
軒に吊るしておくと1年間疫病除けになる、
ともいわれています。
お月見 十五夜のお供え
十五夜にお供えするものは、
・月見団子
数は12個(うるう年は13個)あるいは15個
・ススキ
・里芋やさつまいもなどの芋類
・その時期にとれた野菜や果物
などが一般的です。
お月見 十三夜のお供え
十三夜にお供えするものは
・月見団子
数は数は12個(うるう年は13個)あるいは13個
・ススキ
・栗
・豆類
・その時期にとれた野菜や果物
などが一般的です。
まとめ
お供え物は、お月様から見えるところか
床の間にお供えすると良いそうです。
並べ方は、お月様から見て
・左側に自然のもの(ススキや果物など)
・右側に人の手が加わったもの(月見団子など)
をお供えすると良い、といわれています。
また、お供えしたものは、
ぜひみんなで頂いてくださいね^^
お供えしたものを頂くことで、神様との結びつきが
強くなると考えられているんです^^