かみのけ座流星群2018年の情報です。
今年のピークはいつか
その時の放射点の方角は?
活動期間はいつ?
何個見える?
など、かみのけ座流星群について
まとめました。
かみのけ座流星群2018年のピーク(極大)時間
かみのけ座流星群って、
あまり聞きなれないですが^^;
毎年、12月12日頃から
翌年1月23日頃にかけて活動し、
12月20日頃に
ピーク(極大)を迎える流星群です。
今年(2018年)のピークは
12月20日(木)
日にちのデータのみで、
時間に関する情報はありません。
数は、ピーク時で一時間あたり数個~5個程度と
とてもおとなしい流星群です。
月齢は13(3日後が満月)
今年は満月が近くて、月の入りは
20日が午前3時半ごろ
21日が午前5時ごろ と、
観測条件は良くないですね・・・
かみのけ座流星群2018年の放射点の方角
かみのけ座は、この時期、23時過ぎに
東北東の方角から昇ってきます。
天頂付近に来るのは午前6時過ぎです。
(もう夜が明けてますね・・・)
放射点を観測するなら、高度があがってくる
午前2時ごろから明け方までが見頃です。
一晩中月明かりに邪魔され、
活動数も少ないので、流星が
観られるかどうかは微妙なところ。
観測条件の良い場所で、
なるべく暗い方(月と反対側など)を見ていれば、
運が良ければ流星が見られるかもしれません。
なお、かみのけ座流星群の母天体は
特定されていません。
流星群自体の規模が小さいため、
まだいろいろ謎が多い流星群です。
かみのけ座の神話
かみのけ座のモデルとなったのは、
古代エジプト王・プトレマイオス3世の王妃
ベレニケ2世がアフロディーテに捧げた髪だと
いわれています。
プトレマイオス3世が、シリアとの戦いの際、
苦戦を強いられていることを知り、
王妃ベレニケは、自慢の髪を
女神アフロディーテに捧げ、
夫の無事を祈願しました。
プトレマイオスが勝利を収め、
無事に戻って来たので、
2人で感謝の祈りをささげるため、
神殿に行ってみると、
供えた髪は無くなっていました。
王と王妃は大変怒りましたが、
一人の神官が言いました。
「女神アフロディーテが王妃の行いを称え、
美しい髪を 空に上げて星座にした」
それ以来、しし座付近の星の集まりは
”かみのけ座”と呼ばれるようになりました。
まとめ
かみのけ座のβ(ベータ)星は、
かみのけ座の中で最も明るい恒星で、
太陽と同じくらいの絶対等級なんだそうです。
てっきり、α(アルファ)星がその星座の
最輝星だと思っていたんですが、
同じような星座は他にもあるらしく、
中にはα星自体が無い星座も
あるんだとか・・・
まだまだ知らないことだらけです^^;