大寒とは?
字を見ただけで、なんとなく
意味は解るような気がしますが・・・
その意味を正確に説明できる人は
少ないと思います。
大寒の意味とことわざ、
小寒や立春とはどう違う?
2015年はいつ?
などの疑問にお答えします。
大寒とは?2015年はいつ?
大寒の意味は、1年の内で、
寒さが最も厳しくなる時期
のことをいいます。
今年(2015年)の大寒の日は1月20日、
二十四節気の最後、
二十四番目にあたります。
※二十四節気とは、1太陽年(1年)を
24分割し、それぞれの分割点に当たる日に
その時点の季節を表す名前を付けたもの。
大寒の期間は立春の前日(節分の日)まで、
つまり、1月20日から2月3日までです。
大寒とは、寒中(かんちゅう:寒の期間)の
ちょうど中間にあたる日で、
寒中とは、小寒の日を 寒の入り(かんのいり)
とし、立春の前日(節分の日)までの
期間のことをいいます。
今年2015年の小寒の日は、1月6日で、
小寒の期間は1月6日から1月19日までです。
小寒についてはこちらの記事もご参照ください。
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小寒とは?2015年は1月6日が小寒です
大寒のことわざって?
大寒が使われたことわざに、
”小寒の氷 大寒に解く”
というのがありますが、その意味は、
本来は、これから寒さに入るという小寒より、
大寒のほうが寒さは厳しいはずなのに、
比べてみると、大寒のほうが
かえって暖かいこともある。
それが転じて、
物事が順番通りうまく運ばないことの例え
として用いられています。
また、ことわざではありませんが、
”大寒の朝の水は1年間腐らない”
というのもあって、
実際、腐らないわけではないでしょうが、
この時期の水は”寒の水”といい、
雑菌が少ないとのことです。
なので、この時期に仕込んだ酒や味噌、
醤油などは腐りにくいんだそうです。
家庭でお味噌を作る場合は、
この時期に仕込むのが正解かも知れませんね!