”謹賀新年”って、
年賀状によく書いてありますが、
どのような意味があるのか
ご存知ですか?
使っていいのはいつまでか?
また、気を付けなければならない
賀詞(お祝いの言葉)の重複
など、謹賀新年の意味や
使い方についての疑問に
お答えします!
謹賀新年ってどういう意味?
”謹賀新年”とは、
『謹んで新年のお慶びを申し上げます』
という意味で、
上司や先生など、目上の方に対する
新年のご挨拶の言葉です。
他に”恭賀新年”
『恭しく新年のお慶びを申し上げます』
というのも、目上の方に対して使える
ご挨拶の言葉です。
反対に ”賀正” や ”迎春” は
目上の人から下の人へ使う言葉で、
目上の方に対して使用するのは
控えるほうが良いでしょう。
謹賀新年はいつまで使える?
謹賀新年などの新年の挨拶は、
一般的には”松の内”まで
つまり1月7日まで、
というところが多いですが、
昔は松の内=1月15日だったことから、
15日までのところや、
地域によっても違いがあります。
年明けから1か月くらいなら、
その年に初めて会う人には
新年のあいさつをする、
という意見もよく聞きますので、
周りの状況に合わせて臨機応変に、
対応してくださいね!
でも、松の内は1月7日まで、
というところが多いので、
一応、1月7日を基準にしておけば
間違いないですよ!
賀詞の重複に気を付けましょう!
よく、年賀状に
”謹賀新年”の書き出しの後に、
”あけましておめでとうございます”
と、書いてしまいがちなんですが、
謹賀新年自体が
『謹んで新年のお慶びを申し上げます』
という年始のあいさつなので、
2つ続けて書くと
賀詞(がし=お祝いの言葉)
が重複して、
ちょっとおかしい表現と
なってしまうので
気を付けてくださいね!
また、
『新年あけましておめでとうございます』
という表現は間違いである、
という意見をよく聞きますが、
実はこの表現は正しいんだそうです!
改めて、日本語って難しいですね・・・^^;
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