喪中の時の新年の挨拶って、
どう言えばいいのか
迷いますよね?
”あけましておめでとうございます”
がNGなのは解っているけど、
だったら、何と挨拶するのが
正しいのでしょうか?
自分が喪中の時だけでなく、
相手が喪中の時も同じなので、
ぜひ、新年のあいさつの際の
参考にしてみてください。
その他の喪中の年末年始の過ごし方は
以下の記事をご参照ください。
↓ ↓
喪中の年末年始の過ごし方・やるべきことと控えること
喪中の新年の挨拶は何と言えば良い?
喪中の時の新年のあいさつですが、
”あけましておめでとうございます”
などの、
新年を寿(ことほ)ぐ言葉は避ける
ようにします。
その上で、
”昨年はお世話になりました。
今年もよろしくお願いします。”
という趣旨の言葉を
述べればよいでしょう。
これは、自分が喪中の場合も
相手が喪中の場合も一緒です。
ただ、相手の方が、
こちらが喪中だと知らずに
新年のご挨拶をされる場合もあります。
その場合、
”おはようございます” や、
”こんにちは” など、
普段通りの挨拶を返してしまっては
違和感があるので、
やめたほうが良いと思います。
ちなみに、年末の、
”良いお年を”
というのは、お祝いの言葉ではないので
喪中の年末の挨拶として問題ありません。
自分が喪中の際に相手に言うのも
相手が喪中の時に言うのも
どちらも失礼にはあたりません。
ですが、中には不愉快に
思われる方もいらっしゃるので、
”良いお年を”は省いたほうが
無難かもしれませんね。
また、年越しそばも同様に、
お祝いの意味はないものなので、
控えなくても大丈夫です。
喪中の年越しそばについて、
詳しくは以下の記事をご覧ください。
↓ ↓
喪中の年末に年越しそばは食べても良い?意味と由来から解明します!
喪中の新年の挨拶 はがきやメールへの返信は?
身内の不幸が年末近くだったなど、
喪中はがきが間に合わず、
年賀はがきやメールを
頂いたりすることもありますよね?
そのような時は、年賀はがきなら、
松の内が過ぎたころに
寒中見舞いを出すと良いでしょう。
※松の内とは、角松を飾っている間、
という意味で、一般的には
関東・・・1月7日
関西・・・1月15日
という地域が多いです。
寒中見舞いの書き方などについては、
以下の記事に詳しくまとめてありますので、
ご参照ください。
↓ ↓
喪中はがきが間に合わない時はどうすればいい?
メールの場合は、性質上、
すぐに返信したほうが良いので、
松の内明けまで待つことはありません。
喪中の連絡が出来なかったことを
詫びる文章を入れ、
顔を合わせた時の挨拶同様、
お祝いの言葉は避けましょう。
”昨年はお世話になりました。
今年もよろしくお願いします”
親しい間柄の人には、
”今年もよろしく!”
などのあいさつを、
すぐに返信すると良いと思います。
※相手との間柄によっては、
わざわざ喪中であることを伝えなくても
良い場合もあります。
喪中の新年の挨拶メールへの返信文例はこちら!
↓ ↓
喪中の新年メールへの返信の文例 挨拶のマナーについて
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