立夏とは、春から夏へと変わる
区切りの日です。
(字から、大体の意味が
分かりそうですね・・・^^;)
今年の立夏の日にちはいつ?
立夏のころの旬の食材や
行事はどんなのがある?
など、二十四節気の一つ、
立夏についてまとめました。
立夏とは?意味と由来、2020年の日にちはいつ?
立夏とは、二十四節気の第七で、
毎年5月5日ごろです。
旧暦では6月初旬です。
太陽黄経が45度のときで、
天文学上ではその瞬間を”立夏”とし、
暦の上ではそれが起こる日を指します。
次の節気である”小満”
(しょうまん:2020年は5月20日)
の、前日までの期間を
表すこともあります。
小満については、
以下の記事で詳しく解説していますので、
よろしければご覧ください。
↓ ↓
小満とは?意味と由来、語源、旬の食材と行事、二十四節気
読み方は”立夏(りっか)”で、
今年・2020年は5月5日(火)です。
天気は晴れた日が多く、
初夏の風が吹き始める時期です。
春分と夏至のちょうど真ん中で、
暦の上では立夏から立秋の前日までが
夏ということになります。
※今年(2020年・令和2年)の立秋は、
8月7日(金)です。
立夏と他の二十四節気・七十二候との関係
立夏は”穀雨(こくう)”の後、
”小満(しょうまん)”の前で、
二十四節気の第一である立春からの順番は、
立春 ⇒ 雨水 ⇒ 啓蟄 ⇒ 春分 ⇒ 清明 ⇒ 穀雨 ⇒ 立夏 ⇒ 小満・・・
と続いていきます。
穀雨については、
以下の記事で詳しく解説していますので、
よろしければご覧ください。
↓ ↓
穀雨とは?意味と由来、今年 2020年はいつ?二十四節気・七十二候
※二十四節気とは、1太陽年(1年)を
24分割し、それぞれの分割点に当たる日に
その時点の季節を表す名前を付けたもの。
七十二候は
第十九候 蛙始鳴(かわずはじめてなく)
蛙が鳴き始める時期
第二十候 蚯蚓出(みみずいずる)
ミミズが地上に這い出す時期
第二十一候 竹笋生(たけのこしょうず)
竹の子が生えてくる時期
※七十二候とは、二十四節気を3つ(約5日間ずつ)
に分けた期間で、気象や生き物・植物などの変化を
知らせる短文によって表されている。
立夏の食べ物・旬の食材、行事など
立夏の頃に旬を迎える食べ物は
・明日葉
・アスパラガス
・グリーンピース
・さやえんどう
・山椒
・じゃがいも
・ぜんまい
・空豆
・竹の子
・いちご
・夏みかん
・鯵(あじ)
・鰹
・きびなご
・めばる
・ウニ
・とりがい etc…
植物では、
・ツツジ・さつき
・藤
・牡丹
などの花が盛りを迎えます。
立夏の頃の行事といえば
5月5日の端午の節句がありますね!
(今年は立夏の当日ですね!)
行事食は”粽(ちまき)” ”柏餅”そして、
菖蒲湯に入る風習があります。
そして、蓬(よもぎ)で作った人形を軒に飾って
邪気払いをするところもあります。
もともとは男の子の節句でしたが、
祝日法(国民の祝日に関する法律)の制定により、
”こどもの日”として、
男女の区別のない節句に変わりました。
5月第2日曜日は母の日。
今年・2020年は5月10日(日)ですね!
そして、5月15日(金)には
葵祭(あおいまつり)があります。
※葵祭は毎年同じ日です。
京都の上賀茂・下賀茂、両神社のお祭りで、
平安時代に”祭”といえば、
葵祭のことを指していました。
京都三大祭りの一つです。
まとめ
二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬を合わせて
”四立(しりゅう)”といい、
それぞれ季節の変わり目とされていますが、
変わり目というよりは
前の季節の真っ盛りですよね。
二十四節気自体が旧暦の話なので
仕方ありませんが・・・
ちなみに、夏至・冬至の二至と春分・秋分の二分を
二至二分といい、
二至二分と四立を合わせた8つを
八節といいます。
八節は暦の上で重要な節気だそうですが、
旧暦のときにはもっと季節感を伴った、
素晴らしいものだったんでしょうね。
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