厄年ってなんでしょうか?
前厄・本厄・後厄など、
言葉は聞いたことがあるけれど
今年の自分は厄年にあたるのか?
厄年の意味や数え方
早生まれの場合はどうなるのか
など、厄年のの疑問について
まとめました。
厄年の数え方と年齢一覧
厄年は満年齢ではな
く”数え年”で見ます。
数え年というのは、
生まれた年を1歳と数える年の見方で、
満1歳は数え年で2歳、
満2歳は数え3歳・・・というように、
満年齢にプラス1歳すると、
数え年になります。
厄年は、男性と女性で違い、
2020年はそれぞれ
2020年(令和2年1月1日~12月31日)
男性 | 前 厄 | 本 厄 | 後 厄 |
数え年 | 24歳 | 25歳 | 26歳 |
1997年 | 1996年 | 1995年 | |
平成 9年 | 平成 8年 | 平成 7年 | |
うし | ねずみ | いのしし |
数え年 | 41歳 | 42歳 | 43歳 |
1980年 | 1979年 | 1978年 | |
昭和55年 | 昭和54年 | 昭和53年 | |
さる | ひつじ | うま |
数え年 | 60歳 | 61歳 | 62歳 |
1961年 | 1960年 | 1959年 | |
昭和36年 | 昭和35年 | 昭和34年 | |
うし | ねずみ | いのしし |
女性 | 前 厄 | 本 厄 | 後 厄 |
数え年 | 18歳 | 19歳 | 20歳 |
2003年 | 2002年 | 2001年 | |
平成15年 | 平成14年 | 平成13年 | |
ひつじ | うま | へび |
数え年 | 32歳 | 33歳 | 34歳 |
1989年 | 1988年 | 1987年 | |
平成元年 | 昭和63年 | 昭和62年 | |
へび | たつ | うさぎ |
数え年 | 36歳 | 37歳 | 38歳 |
1985年 | 1984年 | 1983年 | |
昭和60年 | 昭和59年 | 昭和58年 | |
うし | ねずみ | いのしし |
数え年 | 60歳 | 61歳 | 62歳 |
1961年 | 1960年 | 1959年 | |
昭和36年 | 昭和35年 | 昭和34年 | |
うし | ねずみ | いのしし |
となります。
表の赤字は”大厄”の年で、
男性の大厄は数え42歳、
女性の大厄は数え33歳です。
昔は、男性はちょうど
社会的責任が重くなってくる年、
女性は子育てが忙しい時期、
に当てはまる人が多かったので、
体調不良などを起こしやすかったから
このような年齢設定になったのではないか、
という説もあります。
厄年にあたるのは、
自分の誕生日から翌年の誕生日前日までではない
ので注意してください。
では、厄年の始まりはいつからか。
これには諸説あって、
明確に定められてはいません。
厄年は数え年で見るので、数え年の数え方では、
(ややこしいですね^^;)
年が改まると年齢が1歳プラスされます。
極端な例でいうと、
大晦日に生まれたとすると、
その日が1歳、翌日が元日なので、
次の日に2歳となります。
生まれて2日目で2歳って、
変な感じですね^^;
さて、この数え年の基準となっている元日ですが、
グレゴリオ暦
(現在用いられている暦で1月1日が元日)
を適用するのか、
旧暦(現在の節分2月3日が大晦日、立春2月4日が元日)
で見るのか、
判断は人それぞれ、という状態です。
お寺や神社でさえもバラバラです。
したがって、1月1日または2月4日から1年間が
厄年にあたります。
早生まれ(1月1日~2月3日生まれ)の場合も、
どちらで判断するかはその人次第、
ということになります。
例えば、1989年(平成元年/昭和64年)
1月生まれの女性の場合、
1月1日を元日とする場合は、
2020年1年間が前厄ですが、
2月4日を元日とする場合は、
2020年2月3日までが前厄、
2020年2月4日からは本厄となります。
つまり、旧暦で判断する場合は
早生まれ(1月1日~2月3日生まれ)の人は
約1年繰り上がる、ということです。
厄年の起源は?いつ頃からあるの?
厄年の起源は定かではなく、
平安時代には既に存在していたようです。
また、年齢もさまざまな年が
厄年に指定されています。
地方によっても独自のいろいろな風習があり、
お祭りのようなお祝いをしたり、
七五三を厄年と考える地域もあります。
また、厄年は日本だけでなく、
海外・キリスト教国やイスラム教国にも
同じような考え方があります。
根拠としては、男女とも、
人生においていろいろな意味での
節目の年に当たり、
生活における多忙や
プレッシャーなどで、
精神的・肉体的に
ストレスがかかりやすく、
その影響が出やすいから、
というところでしょうか。
体調不良になりやすかったり、
不注意からけがや事故などに遭いやすいので、
十分注意して過ごすとともに、
それらを未然に防ぐ、
という注意喚起の意味合いで、
お参りをして厄払いしてもらう、
というのが一般的な解釈だと思います。
なので、厄年だから
「不幸がある」「不運に見舞われる」
ということではありませんので、
必要以上に不安に思うことはないですよ!
まとめ
厄年って、起源も時期も定かではなく、
年齢さえも諸説ある状態、という、
実にあやふやなものなんですね^^;
それに、最近はあまり
気にしない人が増えていますよね。
過ぎ去ってから、
「去年厄年だったのか・・・」
なんていう人も私の周りには いっぱいいます。
ネガティブになり過ぎると
不運を引き寄せてしまうので、
あまり深く考えすぎないのが
いいんじゃないでしょうか。
ただ、体調不良を訴える人が多い
などという傾向もあるようなので、
健康管理や普段からうっかりミスを
しないような対策をしておくなど、
気をつけるに越したことはないですけどね!
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