大寒とは?
字を見ただけで、なんとなく
意味は解るような気がしますが・・・
その意味を正確に説明できる人は
少ないと思います。
大寒の意味とことわざ、
小寒や立春とはどう違う?
今年・2020年はいつ?
などの疑問にお答えします。
大寒とは?2020年はいつ?
大寒とは、1年の内で、
寒さが最も厳しくなる時期
のことをいいます。
今年(2020年・令和2年)の大寒の日は
1月20日(月)
二十四節気の最後、
二十四番目にあたります。
※二十四節気とは、1太陽年(1年)を
24分割し、それぞれの分割点に当たる日に
その時点の季節を表す名前を付けたもの。
大寒の期間は立春の前日(節分の日)まで、
つまり、1月20日から2月3日までです。
大寒とは、寒中(かんちゅう:寒の期間)の
ちょうど中間にあたる日で、
寒中とは、小寒の日を
寒の入り(かんのいり)とし、
立春の前日(節分の日)までの
期間のことをいいます。
今年・2020年の小寒は、1月6日(月)で、
小寒の期間は1月6日(月)から
1月19日(日)までです。
小寒についてはこちらの記事もご参照ください。
↓ ↓
小寒とは?2020年は1月6日が小寒です
大寒のことわざって?
大寒が使われたことわざに、
”小寒の氷 大寒に解く”
というのがありますが、その意味は、
本来は、
これから寒さに入るという小寒より、
大寒のほうが寒さは厳しいはずなのに、
比べてみると、大寒のほうが
かえって暖かいこともある。
それが転じて、
物事が順番通りうまく運ばないことの例え
として用いられています。
また、ことわざではありませんが、
”大寒の朝の水は1年間腐らない”
というのもあって、
実際、腐らないわけではないでしょうが、
この時期の水は”寒の水”といい、
雑菌が少ないとのことです。
なので、この時期に仕込んだ酒や味噌、
醤油などは腐りにくいんだそうです。
家庭でお味噌を作る場合は、
この時期に仕込むのが
正解かも知れませんね!
大寒の旬の食材やイベントは?
大寒の日に産まれた卵は
”大寒たまご・寒たまご”
といって、栄養豊富で食べると
・健康に暮らせる
・金運UP
(その年はお金に困らない)
などと言われている縁起物です。
その他、
大寒のころの旬の野菜は
白菜
キャベツ
水菜
春菊
大根
などがあります。
旬の魚介類は
あんこう
金目鯛
たら
平目
ふぐ
などがあります。
大寒のころ見頃の植物は
椿
水仙
梅
まんさく
などがあります。
大寒のころのイベントは
さっぽろ雪まつり 2020年1月31日(金)~2月11日(火・祝)
すすきの会場:2月4日~2月11日
つどーむ会場:1月31日~2月11日
登別温泉湯まつり 2020年2月3日(月)・4日(火)
亀山大市 2020年1月25日(土)・26日(日)
(三重県 亀山市)
まぐろ祭り 2020年1月25日(土)
(和歌山県 勝浦漁協地方卸売市場)
川原湯温泉湯かけ祭り 2020年1月20日(月)
(群馬県 川原湯温泉)
などがあります。
関連記事
立春 2020年はいつ?意味と由来・大寒 小寒 他の暦との違いと旧正月
立春に縁起をかつぐ!財布の使い始めに良い日?するといいこととは?
恵方はどうやって決まるの?今年・2020年の方角と恵方が簡単にわかる方法