二十四節気の一つ大雪の意味は?
その由来や読み方は?
2019年の大雪はいつなのか?
その頃に旬をむかえる食べ物
行事や祭りは?
など、二十四節気・大雪について、
まとめました。
二十四節気 大雪の意味は?由来と日付(期間)と読み方
暦便覧では、
「雪いよいよ降り重ねる折からなればなり」
と記されていて、
日に日に寒さが増し、
地方によっては雪が降り積もり、
様々な動物が冬眠に入る時期、
という意味です。
※暦便覧とは、天明7年(1787年・江戸時代)に
江戸で出版された暦の解説書。
著者は太玄斎(たいげんさい)。
大雪は、二十四節気の第二十一で、
毎年12月7日ごろです。
旧暦では10月下旬~11月上旬です。
※二十四節気とは、1太陽年(1年)を
24分割し、それぞれの分割点に当たる日に
その時点の季節を表す名前を付けたもの。
太陽黄経が255度のときで、
天文学上ではその瞬間を”大雪”といい、
暦の上では
大雪が起こる瞬間を含む日を指します。
次の節気である”冬至”
(とうじ:2019年は12月22日(日))
の前日である、12月21日までの期間を
表すこともあります。
※日付は2019年の場合
年によって、若干違う場合があります。
冬至については、
以下の記事で詳しく説明してありますので、
よろしければご覧ください。
↓ ↓
冬至とは?2019年はいつ?意味と読み方、行事と食べ物、二十四節気
読み方は”大雪(たいせつ)”で、
今年・2019年は12月7日(土)です。
大雪と他の二十四節気・七十二候との関係
大雪は”小雪(しょうせつ)”の後、
”冬至(とうじ)”の前で、
二十四節気の第一である立春からの順番は、
立春 ⇒ 雨水 ⇒ 啓蟄 ⇒ 春分 ⇒ 清明 ⇒ 穀雨 ⇒
立夏 ⇒ 小満 ⇒ 芒種 ⇒ 夏至 ⇒ 小暑 ⇒ 大暑 ⇒
立秋 ⇒ 処暑 ⇒ 白露 ⇒ 秋分 ⇒ 寒露 ⇒ 降雪 ⇒
立冬 ⇒ 小雪 ⇒ 大雪 ⇒ 冬至・・・
と続いていきます。
小雪については、
以下の記事で詳しく説明してありますので、
よろしければご覧ください。
↓ ↓
小雪とは?意味と由来、日付と行事・食べ物、二十四節気
七十二候は
初候 第六十一候 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
重い冬雲が空を覆う時期
次候 第六十二候 熊蟄穴(くまあなにこもる)
熊が冬眠に入る時期
末候 第六十三候 鱖魚群(さけのうおむらがる)
鮭が群れをなして川を上る時期
※七十二候とは、二十四節気を3つ(約5日間ずつ)
に分けた期間で、気象や生き物・植物などの変化を
知らせる短文によって表されている。
大雪の食べ物・旬の食材、行事など
大雪の頃の旬の食べ物は
・カリフラワー
・牛蒡
・春菊
・大根
・長芋
・長葱
・野沢菜
・白菜
・ブロッコリー
・ほうれん草
・蓮根
・みかん
・レモン
・はまち
・こはだ
・平目
・フグ
・伊勢海老
・タラバ
・海苔
・小豆
・こんにゃく etc…
植物では、
・シクラメン
・カトレア
・寒椿
・クリスマスローズ
・胡蝶蘭
・山茶花
・ポインセチア
・水仙
などが盛りです。
大雪の頃の行事や祭り
・さっぽろホワイトイルミネーション
毎年11月下旬頃から翌年3月中旬頃
・丸の内イルミネーション
毎年11月上旬頃から翌年2月中旬頃
・昭和記念公園イルミネーション
毎年12月上旬頃から下旬頃
・秩父夜祭 毎年12月2日(宵宮)3日(大祭)
・ボロ市 毎年12月15日・16日と翌年1月15日・16日
・神戸ルミナリエ
毎年12月上旬から中旬頃
・赤穂義士祭 毎年12月14日
・ひろしまドリミネーション
毎年11月中旬~翌年1月初め
などがあります。
まとめ
十二月に入り、
年末に向かうあわただしさと、
クリスマスの華やかさが
入り乱れる時期です。
そろそろ大掃除やお正月の準備に
取りかかる時期に来ていますね!
慌ただしくなってくるので、
体調管理には
十分気を付けてくださいね!
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