二十四節気の一つ立冬とは?
2019年の立冬はいつ?
意味や由来、読み方は?
食べ物や行事、祭りは?
など、立冬について、まとめました。
立冬とは?2019年の日付と意味・由来
暦ではこの日、立冬から冬の始まりです。
暦便覧では、
「冬の気立ち初めて、いよいよ冷ゆればなり」
と記されていて、
日々次第に冷え込みが増す時期、
という意味です。
※暦便覧とは、天明7年(1787年・江戸時代)に
江戸で出版された暦の解説書。
著者は太玄斎(たいげんさい)。
立冬は、二十四節気の第十九で、
毎年11月7日ごろです。
旧暦では9月下旬~10月上旬です。
※二十四節気とは、1太陽年(1年)を
24分割し、それぞれの分割点に当たる日に
その時点の季節を表す名前を付けたもの。
太陽黄経が225度のときで、
天文学上ではその瞬間を”立冬”といい、
暦の上では立冬が起こる瞬間を
含む日を指します。
次の節気である”小雪”の前日である、
(小雪:しょうせつ・2019年は11月22日)
11月21日(木)までの期間を
表すこともあります。
※日付は2019年の場合。
年によって、若干違いがあります。
小雪については、
以下の記事で詳しく説明してありますので、
よろしければご覧ください。
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小雪とは?意味と由来、日付と行事・食べ物、二十四節気
読み方は”立冬(りっとう)”で、
今年・2019年は11月8日(金)です。
立春・立夏・立秋・立冬を合わせて四立といい、
それぞれの前日が節分にあたります。
立春・立夏・立秋については、
以下の記事で詳しく説明してありますので、
よろしければご覧ください。
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立春はいつ 2020年は?意味と由来・大寒 小寒 他の暦との違いと旧正月
立夏とは?意味と由来、2019年はいつ?食べ物と行事、二十四節気
立秋 今年はいつ?秋分との違いは?読み方や意味、風水財布との関係
※節分とは”季節を分ける”という意味
節分については、以下の記事も、
併せてご覧ください。
↓ ↓
恵方はどうやって決まるの?今年・2019年の方角と恵方が簡単にわかる方法
立冬と他の二十四節気・七十二候との関係
立冬は”霜降(そうこう)”の後、
”小雪(しょうせつ)”の前で、
二十四節気の第一である立春からの順番は、
立春 ⇒ 雨水 ⇒ 啓蟄 ⇒ 春分 ⇒ 清明 ⇒ 穀雨 ⇒
立夏 ⇒ 小満 ⇒ 芒種 ⇒ 夏至 ⇒ 小暑 ⇒ 大暑 ⇒
立秋 ⇒ 処暑 ⇒ 白露 ⇒ 秋分 ⇒ 寒露 ⇒ 霜降 ⇒
立冬 ⇒ 小雪・・・
と続いていきます。
霜降については、
以下の記事で詳しく説明してありますので、
よろしければご覧ください。
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霜降とは?意味と読み方、日付と行事・食べ物、二十四節気
七十二候は
初候 第五十五候 山茶始開(つばきはじめてひらく)
山茶花(さざんか)時が咲き始める時期
次候 第五十六候 地始凍(ちはじめてこおる)
大地が凍り始める時期
末候 第五十七候 金盞香(きんせんかさく)
水仙が咲く時期
※七十二候とは、二十四節気を3つ(約5日間ずつ)
に分けた期間で、気象や生き物・植物などの変化を
知らせる短文によって表されている。
立冬の食べ物・旬の食材、行事など
芒種の頃の旬の食べ物は
・えのき
・エリンギ
・蕪
・かぼちゃ
・銀杏
・さつまいも
・里芋
・山椒
・青梗菜
・なめこ
・人参
・柚子
・りんご
・うなぎ
・鯖
・鰆
・はたはた
・ぼら
・伊勢海老
・小豆
・落花生 etc…
植物では、
・コスモス
・バラ
・菊
・のじぎく
・紅葉
などが盛りです。
立冬の頃の行事や祭り
・酉の市 毎年11月の酉の日
2019年は、11月8日(金)・20日(水)
・神田古本まつり 毎年10月下旬~11月上旬
・萩時代まつり 毎年11月中旬頃
・佐賀インターナショナルバルーンフェスタ
毎年10月下旬~11月上旬
・唐津くんち 毎年11月2日~4日
・おはら祭り 毎年11月2日・3日
・ツール・ド・おきなわ 毎年11月上旬ごろ
などがあります。
まとめ
この日から冬とはいえ、
まだまだ秋深い時期ですが、
例年、この頃に
木枯らし1号が観測されます。
北海道などの寒冷地では大地も凍り始め、
いよいよ寒い冬が近づいてきます。
紅葉が散り始めると、冬の実感が
わいてくるんではないでしょうか?