熱中症は発症しないうちに予防したいですよね!
熱中症の予防には水分補給が大切です。
そこで、摂ると効果的な熱中症を予防する
飲料水の作り方をご紹介します。
簡単に作れるので、ぜひご家庭で
作ってみてください!
熱中症を予防する飲料水の作り方 経口補水液
熱中症の予防には水分補給が大事!
といっても、水分なら何でも良いわけではありません。
市販のスポーツドリンクは糖分が多すぎるので、
大量に飲むと糖分過多になり、人によっては
お腹を下してしまいます。
小さい子供などはスポーツドリンクで
お腹を壊す子が割といますよね^^;
経口補水液市販とスポーツドリンクとの違いは
”電解質濃度と糖分の差”です。
スポーツドリンクは経口補水液に比べて
電解質濃度が低く、糖分が高いです。
なので、脱水状態における水分補給には
電解質(イオン)と糖分のバランスがとれた
”経口補水液”が好ましいんです!
体内への吸収はスポーツドリンクの10倍
とも言われています^^
作り方、というほどでもないくらい簡単です^^;
材料
水 1リットル
砂糖 40g(大さじ4と1/2杯)
塩 3g(小さじ1/2杯)
果汁(レモンやグレープフルーツなど)少量
作り方
1.分量の水・砂糖・塩をペットボトルなどに入れ、
溶け残りがないようにすべて混ぜる。
2.仕上げにレモンやグレープフルーツなどの果汁を
少量入れる。
たったこれだけです^^;
果汁は入れ過ぎると電解質バランスが崩れてしまうので、
飲みやすくするための”香り付け程度”にしてください。
経口補水液は点滴と同じ成分で、
”飲む点滴”とも呼ばれているんですよ^^
脱水状態の人はこれを美味しいと感じます。
逆に、健康な人はあまりおいしく感じません^^;
なので、美味しく飲めているなら脱水症状にある、
ということなので、十分注意してくださいね!
風邪を引いた時や下痢をした時などにも利用できますよ^^
手作りのため、いつも一定の濃度のものが作れる
とは限りませんし、日持ちもしません。
(作ったその日に飲むようにしてください)
なので、常備するには市販品を
購入するのもいいですね^^
経口補水液の飲み方と注意点
乳児・・・1日に 体重1kgあたり30~50ml
幼児・・・1日に 300~600ml
学童・・・1日に 500~1000ml
を、脱水の症状を見ながら適宜増減してください。
上記の量を、1日かけてゆっくり飲む
ようにしてください。
一度にたくさん飲んでも体内に吸収されません。
暑い日に外出する前に、コップに半分ほど
飲んでから出かけるのもいいですね^^
また、心臓や腎臓に不安のある人には、かえって
体の負担になることもあるので、医師の指示に
従って飲むようにしてください。
乳幼児の場合も同様に、
医師に指示に従うようにしてください。
経口補水液にはナトリウムやカリウムが
多く含まれています。
熱中症の予防に良いからといって、
飲み過ぎてしまっては、
かえって健康を損ねてしまいますので、
適量を守るようにしてくださいね!
また、市販の経口補水液には、
「医師の指導があった場合のみ、使用すること」
との注意書きがあります。
なので、間違っても日常的な水分補給には
使用しないでください!
(普段の水分補給にはミネラル入りの麦茶が
おすすめです^^)
のどが渇いた・汗を大量にかいた・
ちょっと気分が悪いなぁ・・・
などという軽度の脱水状態の時、
熱中症を予防するために少しずつ飲むのが
良いですね。
熱中症の種類や症状について、詳しくは
こちらの記事をご参照ください。
↓ ↓
熱中症とは なりやすい環境と体の状態 分類といろいろな症状について
まとめ
乳幼児や高齢者の方は、
体温調節がうまくできない人が多いんです。
乳幼児は体温調節機関が未発達、高齢者の方は
体温調節機能が加齢とともに弱くなり、
暑さ・寒さを感じにくくなっています。
なので、割と高温の中でも耐えることができ、
(高温だと気付かずに)
気付いた時には熱中症を発症している方が多いです。
普段から少しずつ経口補水液で熱中症の予防を
心掛けて下さい。