熱中症が原因の頭痛って、
普通の頭痛と処置法が違うんでしょうか?
同じ頭痛だからといって、いつもの頭痛薬を飲んでも
あまり効果はありません!
熱中症になった時の頭痛の処置と治し方、
その対策についてまとめました。
熱中症の症状 頭痛の処置 頭痛薬は効く?
普段おこる(熱中症が原因ではない)頭痛なら、
薬を飲んで安静にしていれば楽になってきますよね?
しかし、熱中症による頭痛は普段の頭痛とは
根本的に違うんです。
普段おこる頭痛は、頭部の血管の収縮と拡張・
神経による刺激・筋肉の硬直・その他炎症などが
原因で起こりますが、
熱中症による頭痛は、体内に熱がこもって
脳への血流が不足した結果、引き起こされます。
なので、安易に頭痛薬を飲まないでくださいね!
薬が効いたとしても、ほんの一時のことで、
熱中症という根本原因を排除していないので
すぐにぶり返すことが多いんです。
熱中症に伴う頭痛を治すには、
熱中症自体を改善しなくてはいけません。
熱中症の症状 頭痛の治し方・対策について
熱中症の症状を取り除くには、
まずは体を冷やすことが大事です。
そして、水分補給をすること。
涼しく、風通しの良い所に移動し、衣服を緩め、
濡れタオルや氷などで体を冷やします。
冷やす部分は首筋・脇の下・足の付け根が
効果的です。
※氷で冷やす時はタオルなどで巻いて衣服の上から、
直接皮膚に当てないでください。
次に水分補給ですが、最適なのは経口補水液です。
一気にがぶ飲みするのではなく、少しずつ
時間をかけて飲むようにしてください。
体は一度に大量の水分を吸収できないので、
ゆっくりと、が基本です。
熱中症になった時の最適な水分補給については
こちらの記事をご参照ください。
↓ ↓
経口補水液の作り方と正しい水分補給の仕方
また、普段から熱中症を発症しないよう、
万全な対策を心掛けましょう!
熱中症の種類や症状について、詳しくは
こちらの記事をご参照ください。
↓ ↓
熱中症とは なりやすい環境と体の状態 分類といろいろな症状について
熱中症になった時の応急処置については
こちらの記事をご参照ください。
↓ ↓
熱中症の症状別対策と応急処置の方法について
まとめ
熱中症に伴う頭痛は、熱がこもったために
体がオーバーヒートし、脳への血流量が
少なくなったために起こります。
なので、まずは熱中症に対する応急処置が必要です。
応急処置で改善しなければ、医療機関を受診してください。
何か他の原因があるのかもしれません。
頭痛は下手をすると命にかかわる
病気のサインかもしれないので、
おかしいな、と思ったら、早めに病院に
行くようにしてくださいね!