ハーブやアロマというと、
リラックス効果や安眠効果などが
注目されがちですが、
それだけじゃないんです。
花粉症の辛い症状、
鼻水・鼻づまり・のどの痛みなどの
粘膜の炎症や、
目のかゆみなどを
和らげてくれる、ハーブ・
アロマオイルをご紹介します。
花粉症対策 アロマオイル・ハーブ
ユーカリ
強い抗炎症作用と消毒・殺菌作用があり、
風邪などの感染症や、鼻からのどにかけての
炎症を和らげるのに適しています。
アロマポットなどを使用して部屋に拡散させるか、
お風呂に入れてアロマバスにするのがおすすめです。
風邪やインフルエンザの予防に、
普段から使用するのも良いでしょう。
作用がとても強いため、
ティッシュなどに垂らして直接吸い込む、
というのは止めてくださいね!
必ず薄めてからご使用ください。
ティートゥリー
かつては消毒薬として使用されていたほど
殺菌能力が高い植物で、
風邪やインフルエンザなどの感染症にも有効です。
消炎・鎮痛作用があり、花粉症などの
鼻からのどにかけての症状を和らげてくれます。
皮膚の炎症にもよく用いられ、
ニキビや吹き出物、水虫やカンジダなどにも有効で、
オーストラリアでは家庭の万能薬として、
薬箱には必ずといっていいほど
入っているんだそうです。
こちらも作用がとても強いため、
皮膚が弱い人はかぶれたりすることもあるので、
オイルの場合は肌に直接塗らず、
薄めてからのご使用がおすすめです。
ペパーミント
すっきりしたメントール成分が、
鼻やのどの症状や頭痛を和らげるのに効果的です。
アロマポットなどを使用して部屋に拡散させるか、
ハーブティーとして飲用するのがおすすめです。
飲用すれば、胃腸の調子を
整えてくれる作用も期待できます。
アロマバスにする場合は
入れ過ぎには注意してください!
2~3滴程度にしないと、肌表面がひんやりしすぎて、
寒気を感じることがあります・・・
ラベンダー
消毒・殺菌作用や鎮静作用があり、
安眠のハーブとして有名です。
お湯にオイルを数滴垂らし、タオルを浸して軽く絞り、
アイマスクにすると目のかゆみを和らげてくれます。
※目の中に入らないように気をつけてください!
目のかゆみにはローマンカモミールも、
ラベンダー同様効果的です。
あとは、フランキンセンス・サンダルウッド・
マートルなどが、花粉症対策として
よく用いられるハーブ・オイルです。
※ハーブやハーブオイルは体に合う・合わないなど、
個人差が大きいです。
また、上記でご紹介したハーブやハーブオイルは
一般的に効果を感じた人が多い、というだけで、
必ず効果があると謳っているわけではありませんので、
ご注意ください。
まとめ
アロマオイルによっては、
とても強い作用があるので、
直接肌に付けたりせず、
十分に薄めて使用するようにしてください。
また、妊婦さんは控えたほうが良いものがあるので、
使用するときは十分注意してください。
例えば、クラリセージやラベンダーなどは
子宮の収縮を促す作用があるので、
使用したいときは主治医の先生に
よく相談してからにしてくださいね!
また、小さな子供や動物(特にネコ科の動物)は、
アロマに弱いので、
子供や動物のそばで使用するときも
十分注意してください。
特にネコ科の動物は肝臓でアロマ成分を分解できず、
少しずつ蓄積し、体調不良を起こすこともあります。
動物がいるご家庭では、
動物が絶対入らない部屋で使用するか、
アロマバスなどがおすすめです。