今話題のスーパーフード”カカオニブ”
カカオニブって何?
どんな効果(効能)があるの?
1日にどのくらい摂るのが良い?
食べ方がわからない!
など、カカオニブについての疑問を徹底調査しました!
カカオニブとは?
カカオニブは、ダイエットに効果的だとして注目されている
スーパーフードの一種ですが、
そもそも、カカオニブって何なのでしょうか?
まあ、”カカオ”とついているので、
大体は想像がつくと思いますが^^;
チョコレートやココアの原料になっている
カカオ豆を砕いてフレーク状にしたものが
”カカオニブ”です^^
カカオ豆とは、カカオの木(アオイ科の常緑樹)の種子で、
カカオポッドという長さ20~30cmくらいの
ラグビーボール状の固い殻の中に、
パルプと呼ばれる白い果肉に包まれて存在しています。
そのカカオ豆をパルプごと1週間ほど発酵させ、
乾燥させた後に焙煎し、
外皮を取り除いて粗く砕いたものが
”カカオニブ”です。
ちなみに、
カカオニブをすり潰してペースト状にしたものが
”カカオリカー”
※カカオニブは、約半分が脂肪分なので、
すり潰すとペースト状になります。
カカオリカーを冷やし固めたものが
”カカオマス”
カカオマスから脂肪分(ココアバター)を減らして
固形や粉末状にしたものが
”ココア(ココアパウダー)”
と、それぞれ呼ばれています。
カカオは学名を”Theobroma cacao(テオブロマ カカオ)”といい、
ギリシャ語で”神 (theos)の食べ物 (broma)”という意味です。
参照:wikipedia
カカオニブの効果・効能 ダイエット効果は?
チョコレートの健康効果は前々から謳われていますが、
糖分や脂肪分が多いので、ダイエット向きとは言えませんでした。
では、カカオニブはどうでしょうか?
カカオニブは、チョコレートなどの加工品とは違い、
砂糖や乳成分などを加える前の”カカオ100%”の状態
なので、チョコレートよりはダイエットに良いといえるでしょう。
では具体的に、どのような効果があるのか、
見ていきましょう^^
食物繊維
カカオニブは約2割が食物繊維です。
また、”リグニン”という、不溶性食物繊維が含まれていて、
腸内の善玉菌を増加させることにより、腸内環境が整えられ、
便秘解消効果が期待できます。
”便秘は万病のもと”といわれるくらい深刻な症状です。
便秘解消はダイエット効果だけではなく、
多大な健康効果が期待できますね!^^
テオブロミン
テオブロミンは、カカオの学名”Theobroma cacao(神の食べ物)”
に由来する、カカオやお茶などに含まれるアルカロイドの一種です。
自律神経を整え、精神安定・リラックス効果も与えてくれる
と言われています。
そして、カフェインのような覚醒作用もあり、
集中力や記憶力、思考能力を高めてくれます。
(カフェインよりは作用は穏やかです)
また、テオブロミンには血管拡張作用があり、
血流量を増加させ、冷え性の改善に役立ちます。
血行促進 = 基礎代謝UP!
ダイエットを頑張っている人にとっては嬉しい作用ですよね!^^
ポリフェノール
カカオにはカカオポリフェノールが豊富に含まれていて、
・高い抗酸化作用による活性酸素の除去
・動脈硬化などの生活習慣病を予防
・癌の予防
・血管拡張、血圧低下
・リラックス効果とストレス改善
・美肌などの美容・アンチエイジング効果
・アレルギー抑制
など、様々な嬉しい健康・美容効果があります。
カカオニブにはその他にも、
ビタミン・カリウム・マグネシウム・カルシウム・
鉄分・亜鉛・タンパク質・・・
など、様々な成分を含む、
栄養価に富んだ食品です。
また、”至福物質”といわれるセロトニンや
アナンダマイドなどの分泌を促す働きがあるので、
チョコレート同様、幸福感をアップさせてくれる
作用があります。
カカオニブの1日の摂取量と食べ方
カカオニブは1日にどれくらい摂れば良いのでしょうか?
目安としては、体重10kgに対して、小さじ1杯程度
とされています。
過剰摂取しても良いことはないどころか、
体調を崩す原因になりかねないので、
少量ずつ、長く続けることが大事です^^
さて、気になる食べ方ですが、
その前に、摂取に関する注意事項を!
カカオニブの栄養成分は、
熱に弱いものが多いので、熱を加えず、
できればそのままが一番効果的だと思います。
また、カカオポリフェノールは乳成分の
カゼインと一緒にすると効果が無くなってしまうので、
乳製品とは一緒に食べないようにしましょう。
では、カカオニブの食べ方(一例)です^^
・そのまま食べる
何のひねりもないですが・・・^^;
一番手軽で栄養成分も損なわれない、
最適な食べ方といえるでしょう!^^
私は、甘みが全くないチョコレート風味のナッツを
食べているような感じがしました。
ビターチョコが好きな人は大丈夫だと思いますが
苦手な人にはちょっと厳しいかも!?
・カカオハニー
カカオニブのはちみつに漬けです!
はちみつに漬けることで、苦いのが苦手な人も
グッと食べやすくなります^^
トーストやチーズとの相性も良いですよ!
作り方は、煮沸消毒した容器にカカオニブと、
かぶるくらいのはちみつを入れるだけ!
はちみつには腸内環境を整える効果があるので、
便秘症の方は朝食にとるといいかも^^
・シリアルに混ぜて食べる
ポリフェノールの効果を期待するなら、
牛乳やヨーグルトは入れないほうがいいですよ^^
・スイーツのトッピングに
ナッツ代わりにトッピングすると、
アクセントになって美味しいです^^
・スムージーに入れる
スムージーを作るときに、ミキサーに一緒に入れるだけ!
バナナと一緒のは美味しかったです^^
・サラダのトッピングに
甘いものだけではなく、料理にも意外と相性が良いですよ^^
まとめ
カカオニブには様々な美容や健康に嬉しい
効果・効能がありましたね^^
しかし、カカオは元々は薬として用いられていたように、
多く摂りすぎると少々キツい成分もあります^^;
なので、1日摂取量は守るようにして下さい。
過剰摂取には十分注意して、長く続けることで
カカオニブの健康効果を享受してくださいね!^^